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主任研究者 国立がんセンター研究所 横田 淳
研究者氏名、所属および分担研究課題
平成14年度総合研究報告 研究成果の要旨 肺がんにおける染色体9p21欠失の主要な標的がん抑制遺伝子はp14ARF遺伝子ではなくp16遺伝子であることを明らかにした。第22染色体長腕から、新規肺がん抑制遺伝子MYO18Bを単離した。喫煙群において、MGMT発現低下が腺がんの低分化度ならびに予後不良と有意に相関した。TTF1陽性肺腺がんは、末梢肺上皮細胞に類似した形態を示した。CD66cは肺腺がんとAAH(Atypical adnomatous hyperplasia)の鑑別マーカーとして有用であることを示した。S100A4、S100A6蛋白の発現は予後不良と有意に相関した。SP-A、SP-C遺伝子は、肺がん患者の末梢血中の肺腺がん細胞の検出マーカーとして有用であることを明らかにした。MMP阻害剤は肺内の転移抑性に有効であり、抗癌剤の併用でさらにその効果は強化された。ヒト肺がんを引き起こす砒素化合物は細胞中に活性酸素を発生させると共に修復活性の低下を引き起こし、80H-dGを誘導した。 平成13年度研究成果の要旨
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更新日:2004/12/01 |