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主任研究者 日本医科大学 松倉 則夫
研究者氏名、所属および分担研究課題
*2:平成14年4月1日−平成15年3月1日 平成14年度研究報告 研究成果の要旨 1)胃がん発生頻度の男女差はH. pylori感染率では説明できず、感染による胃粘膜組織反応の男女差との関連が示唆された。 2)COX-2阻害剤は線維芽細胞とスキルス胃がんとの増殖・浸潤相互作用を抑制した。 3)メチル化による発現抑制は低分化胃がんで著名で、ヒストンのアセチル化も胃がんの発生・進展に関与した。 4)腹腔洗浄液での遺伝子診断陽性が腹腔内化学療法で陰性化した症例は、術後腹膜播種再発を来さなかった。 5)腹膜播種の外科的治療法peritonectomyが導入された。 6)CPT-CDDP併用療法、S-1単独療法は胃がんの標準治療として期待されており、治療効果とVEGFをマーカーとしたbiological phenotypeが関連した。 平成12年〜14年度総合研究報告 研究成果の要旨 1)日本人の胃がん発生頻度の男女差はH. pylori感染率では説明できず、感染による胃粘膜組織反応の男女差との関連が示唆された。 2)メチル化による発現抑制は低分化胃がんで著名で、組織型に特異的なメチル化パターンが存在した。 3)腹腔洗浄液を用いた遺伝子診断は術後腹膜再発の予測に有用で、腹腔内化学療法で陰性化した症例は術後腹膜播種再発を来さなかった。 4)腹膜播種の新しい治療法として、新規抗癌剤TS-1の有効性が示され、腹膜播種の外科的治療法peritonectomyが導入された。 5)CPT-CDDP併用療法、TS-1単独療法は胃がんの標準治療として期待されており、治療効果とVEGFをマーカーとしたbiological phenotypeが関連した。 平成13年度研究成果の要旨
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更新日:2004/12/01 |