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主任研究者 愛知県がんセンター 大野 竜三
研究者氏名、所属および分担研究課題
*2:平成12年7月1日−平成15年3月31日 *3:平成12年4月1日−平成15年1月31日 *4:平成15年2月1日−平成15年3月31日 *5:平成13年4月1日−平成15年3月31日 *6:平成12年4月1日−平成12年12月31日 *7:平成13年1月1日−平成15年3月31日 *8:平成12年4月1日−平成13年7月31日 *9:平成13年8月1日−平成15年3月31日 *10:平成12年4月1日−平成13年3月31日 *11:平成13年4月1日−平成15年3月31日 平成14年度研究報告 研究成果の要旨 全国76施設、約200病院で臨床的・基礎的共同研究を行った。急性骨髄性白血病(AML)のAML97 studyには 809例が登録され、完全寛解(CR)率は78%、全症例の4年生存率は44%、寛解例の4年無再発生存率は30%であった。造血幹細胞移植群の4年生存率は45%で、移植対照群の23%と有意差はないものの(p=0.5)、優れている可能性が示唆された。急性前骨髄球性白血病に対するAPL97 studyには304例が登録され、報告271例中94%にCRが得られ、全例の生存率は88%、無病生存率は73%と優れていた。PML-RARαは寛解時には49%、地固め療法終了時に220例全例が陰性化した。成人急性リンパ性白血病に対するALL97 studyには434例が登録され、CR率76%、3年生存率は40%であった。未治療慢性期慢性骨髄性白血病に対しBCR/ABL チロシンキナーゼ選択的阻害薬イマチニブを用いた新しいプロトコールCML202の登録を開始した。AMLにおいてFLT3遺伝子変異は「ホモ型」の予後が最も不良であった。 平成12年〜14年度総合研究報告 研究成果の要旨 全国76施設、約200病院で臨床的・基礎的共同研究を行った。急性骨髄性白血病(AML)のAML97 studyには 809例が登録され、完全寛解(CR)率は78%、全症例の4年生存率は44%、寛解例の4年無再発生存率は30%であった。造血幹細胞移植群の4年生存率は45%で、移植対照群の23%と有意差はないものの(p=0.5)、優れている可能性が示唆された。急性前骨髄球性白血病に対するAPL97 studyには304例が登録され、報告271例中94%にCRが得られ、全例の生存率は88%、無病生存率は73%と優れていた。PML-RARαは寛解時には49%、地固め療法終了時に220例全例が陰性化した。成人急性リンパ性白血病に対するALL97 studyには434例が登録され、CR率76%、3年生存率は40%であった。未治療慢性期慢性骨髄性白血病に対しBCR/ABL チロシンキナーゼ選択的阻害薬イマチニブを用いた新しいプロトコールCML202の登録を開始した。AMLにおいてFLT3遺伝子変異は「ホモ型」の予後が最も不良であった。 平成13年度研究成果の要旨
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更新日:2004/12/01 |