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 主任研究者 愛知県がんセンター 大野 竜三 研究者氏名、所属および分担研究課題 
 *2:平成13年8月1日−平成14年3月31日 平成13年度研究報告 研究成果の要旨 全国77施設、200病院で臨床的・基礎的共同研究を行った。成人急性骨髄性白血病のAML97 study では予後因子により層別化して寛解後の治療を強化し50歳以下の予後不良群および中間群には同種造血幹細胞移植の前方向研究を行った。809例の登録が終了し、中間解析の結果では完全寛解率は75%で、3年生存率は41%で、ドナーあるなしでの生存期間には有意差を認めなかった。急性前骨髄球性白血病に対するAPL97 studyでは予後不良群にはレチノイン酸と強力化学療法を併用し、現在236例中95%にCRを得た。164例が維持・強化療法の無作為比較試験へ登録され、再発例は13%と少ない。PML/RARα遺伝子は地固め療法後に検索200例全例が陰性化した。成人急性リンパ性白血病のALL97 studyでは434例の登録が終了し、現時点での解析では、CR率77%、3年生存率42%である。25歳未満ではCR率85%、3年生存率は53%、25歳以上はそれぞれ73%、36%であった。35%を占めたPhiladelphia染色体陽性例の3年生存率は0%であった。さらに、WT1により微量残存白血球を検討した。またAMLにおけるFLT3遺伝子変異やGSTT1多型性と予後の関係を検討した。 平成12年度研究成果の要旨 
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| 更新日:2004/12/01 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||