MASTER KEY プロジェクト

MASTER KEY プロジェクト MASTER KEY プロジェクト

プロジェクト概要

希少がんとは、『人口10万人あたり6例未満の「まれ」な「がん」であり、数が少ないがゆえに、診療をする、診療を受ける際の課題が他に比べて大きいがん種』の総称です。
1つ1つの希少がんの患者さんの数はとても少ないですが、希少がん患者さん全体を合計した数は多く、全がん患者さんの約5人に1人は希少がんと言われています。
それぞれの希少がんはとても「まれ」ながんであるため、治療法が少なく、また、正確な診断と治療ができる医療機関も限られ、臨床試験を行うことが難しいのが現状です。
国立がん研究センター中央病院が主導するMASTER KEY プロジェクトでは、これまであまり情報が集まっていなかった希少がん患者さんの大規模なデータベースを構築し、希少がんに対する新しい薬の安全性や効果を調べる試験(治験)を実施することによって、希少がんに対する効率的な薬剤開発を行うことを目的としています。2017年に始動しましたが、既に数千人の患者さんの情報がデータベースに集まっており、数十の治験を実施しています。
MASTER KEYプロジェクトは製薬企業からの研究費をもとに運営し、持続可能なデータベースを構築していますが、 資金不足がプロジェクト運営に影響を及ぼすこともあります。 こうした状況下でも、MASTER KEYプロジェクトを通じて希少がんの患者さんへより多くの治療選択肢を提供すると同時に、新たな治療法開発に貢献することを目指し、これからも尽力してまいります。

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