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トップ > 中央病院 > 診療内容と診療実績のご案内 > 消化管腫瘍科 胃外科

消化管腫瘍科
胃外科

1.胃外科について
2.初診外来のご案内
3.診療について
4.外科治療について
5.研究について


1.胃外科について

医師名(ふりがな) 役職・専門分野 専門医・認定医資格 メッセージ
片井 均
(かたい ひとし)
片井 均 (かたい ひとし)
消化管腫瘍科上部消化管外科
科長
手術室室長
胃外科
胃悪性腫瘍(がん)
食道・胃接合部悪性腫瘍(がん)
外科専門医・指導医
消化器外科専門医・指導医
消化器がん外科治療認定医
消化器病専門医
消化器内視鏡専門医
 
深川 剛生
(ふかがわ たけお)
深川 剛生 (ふかがわ たけお)
外来医長
胃外科
胃悪性腫瘍(がん)
食道・胃接合部悪性腫瘍(がん)
外科専門医
消化器外科専門医
消化器がん外科治療認定医
 
森田 信司
(もりた しんじ)
森田 信司(もりた しんじ)
病棟医長
胃外科
胃悪性腫瘍(がん)
食道・胃接合部悪性腫瘍(がん)
外科専門医
消化器外科専門医
がん治療認定医
消化器がん外科治療認定医
 
大橋 真記
(おおはし まさき)
大橋 真記(おおはし まさき)
医員
胃外科
胃悪性腫瘍(がん)
食道・胃接合部悪性腫瘍(がん)
外科専門医・指導医
消化器外科専門医・指導医
がん治療認定医
消化器がん外科治療認定医
 
與田 幸恵
(よだ ゆきえ)
與田 幸恵(よだ ゆきえ)
がん専門修練医
胃外科
胃悪性腫瘍(がん)
食道・胃接合部悪性腫瘍(がん)
   
前田 将宏
(まえだ まさひろ)
前田 将宏(まえだ まさひろ)
がん専門修練医
胃外科
胃悪性腫瘍(がん)
食道・胃接合部悪性腫瘍(がん)
外科専門医
がん治療認定医
 

当胃外科では、4人の固定されたスタッフで、年間500例程度の胃がん外科治療を行っています。
2011年の手術件数は、胃腺がん411例、胃GIST11例、その他29例、計451件でした。食道と胃のつなぎ目にできる食道胃接合部がんも当科にて積極的に治療しております。

ご紹介いただいた患者さんは、初診から、入院、手術、術後の外来フォローまで、スタッフ外科医が責任をもって治療いたします。 内視鏡医、抗がん剤治療を行う内科医と連携したチーム医療を行っておりますので、手術の適応でない胃がん患者さんについても、当胃外科を窓口としてご紹介ください。



2.初診外来のご案内

電話による初診外来予約
当院では、原則として電話による予約をお願いしております。予約外来では、ゆっくりと時間をかけた診察と丁寧な説明を行っております。

予約のお電話は、紹介元の先生でも患者さんご本人でも結構です。紹介状をご用意いただき、国立がん研究センター中央病院の初診受付 03-3547-5130へお電話ください(受付時間10:00-16:00、土、日、祝日、年末年始を除く)。現在、どの医師の初診外来でも、翌診療日には予約をとることができます。

“予約なし”の場合でも、診療いたします。
お急ぎの場合は、予約なしでも初診外来を受診していただけますので、ご安心ください。胃外科外来は、月曜日から金曜日まで、毎日開いております。患者さんは、紹介状をお持ちになり、直接、当院の初診受付にお越しください。当日、できるだけお待たせせずに診察いたします。


3.診療について

胃がんは、病気の進み具合により治療法や治癒率が大きく変わります。正確な診断に基づいて治療方針を決定するために、当院では内視鏡医、外科医、内科医が常に外来におり、相談をしながら診療を行っています。また、胃がん病棟を共有して緊密に連携していますので、手術と抗がん剤治療の両方が必要な患者さんも、病棟を移動することなく、外科主治医と内科主治医のもとで安心して滞りなく治療を受けられます。


4.外科治療について

経験豊富なスタッフ外科医が、年間500例の胃がん手術を行いながら、術後30日以内死亡は0%、術後在院死亡率は0.2%と極めて安全な外科治療を行っています。

胃外科 がん種内訳(患者数)
がん種 2008 2009 2010 2011
胃腺がん 453 462 459 411
胃GIST 18 9 15 11
胃悪性リンパ腫 0 0 0 0
その他 3 12 30 29
474 483 504 451

胃外科 手術死亡率
2011年 胃切除リスク(376例)
手術関連死亡率 0
手術後在院死亡率 0


当胃外科では、進行胃がんに対する拡大手術から、早期胃がんに対する機能温存手術や低侵襲手術まで、根治性と術後QOLのバランスを考慮したテーラーメイドな外科治療を、エビデンスに基づいて提供しています。

 早期胃がん
     機能温存手術(幽門保存胃切除、噴門側胃切除)
低侵襲手術(腹腔鏡下胃切除)
 進行胃がん
  定型的D2胃切除、胃全摘、膵頭十二指腸切除
術前化学療法+手術治療、手術+術後補助化学療法  

胃外科 術式内訳(患者数)
手術方法 2008 2009 2010 2011
幽門側胃切除 186 142 133 133
胃全摘 102 90 125 115
幽門保存幽門側胃切除 56 71 57 54
噴門側胃切除 14 14 19 28
楔状切除 10 8 12 10
膵頭十二指腸切除 1 0 4 1
腹腔鏡下幽門側胃切除
(含む幽門保存手術)
53 64 51 34
(18)
腹腔鏡下胃全摘 0 0 0 1
その他 52 94 103 75
474 483 504 451


さらに根治手術のみならず、切除不能進行・再発胃がんの患者さんを苦しめる消化管閉塞にたいして、バイパス手術や人工肛門造設などの姑息手術を積極的に行っております。


胃外科 手術成績 手術患者の5年生存率(他病死含む)
ステージ 患者数 5年生存率(%)
IA 1766 94.2
IB 545 91.4
II 468 78.6
IIIA 345 60.3
IIIB 191 45.1
IV 703 14.5
全例 4,018 73.4
ステージは胃癌取扱い規約13版
1995年から2004年で非治癒切除も含む

手術患者の合併症
手術患者の合併症
合併症(大) 5.1
合併症(小) 4.9
術後30日以内死亡 0
手術関連死亡 0.15
1995年から2004年までの症例で非治癒切除も含む。


5.研究について

がん患者さんに新たな治療法を提供するために、臨床試験を中心とした多くの研究を積極的に行っています。現在、大きな胃がんやスキルス胃がんに対する術前補助化学療法の有用性、リンパ節転移が著しい胃がんに対する術前補助化学療法の有用性、腹腔鏡手術の有用性の確認などに関する臨床試験を行っています。また、胃がん発症に関連のある遺伝子検索などの基礎研究も、研究所と協力して行っています。