緩和医療科・精神腫瘍科
精神腫瘍科
1.精神腫瘍科について
2.診療について
3.研究について
院外から受診を希望される方は、以下にお気軽にお問い合わせください。
国立がん研究センター 03-3542-2511(代表)
精神腫瘍科 清水 研(しみず けん)
気持ちの落ち込みや不安感などの心の苦痛は、それ自体がつらい症状であるのみならず、全体的な生活の質の低下や、がん治療を受ける意欲をなくしてしまうこととも深く関係するため、適切な心のケアを受けられることをお勧めいたします。心の苦痛を和らげる方法としては、大きく分けるとカウンセリングと薬物療法の2とおりあります。
当科は、がん専門病院に併設される心のケアを行う診療科として、全国に先駆けて1992年に開設され、一貫して患者さん、ご家族の方々の心のケアに取り組んでまいりました。心のケアを含めた緩和ケアの重要性が高まる中、精神腫瘍科を受診されるがん患者さんおよびそのご家族は増加する傾向にあり、最近では年間約600名となっています。また、がんに対応できる心のケアの専門家は、まだわが国では少ない現状もあり、当院以外で治療を受けていらっしゃるがん患者さんのご相談も、お受けしています。
当院入院中の場合:担当の医師、看護師に心のケアを受けたい旨をお伝えください。チームのメンバーが病棟まで伺います。
初回相談時には、今までの経過など、十分にご事情を伺いたいと思います。ご希望にあわせてその後の方針を決定しており、心理療法士によるカウンセリングを継続してお受けいただくことも可能です。
また、がん患者さんのご家族、またはがんで患者さんを亡くしたご遺族を対象とした「家族ケア外来」を開設しております。当院以外の病院で治療を受けられている患者さんのご家族のご相談も受け付けていますので、詳しくは下記のページをご覧ください。
「家族ケア外来のご案内」
精神腫瘍科 診療実績(症例数)
清水 研 「治療の初期段階から身体・精神症状緩和導入を推進するための研究」(H22-がん臨床-若手-033)
2.診療について
3.研究について
1.精神腫瘍科について
| 医師名(ふりがな) | 役職・専門分野 | 専門医・認定医資格 | メッセージ |
| 清水 研 (しみず けん)
|
緩和医療科・精神腫瘍科 副科長 精神腫瘍学 |
日本精神神経学会専門医 日本総合病院精神医学会専門医 精神保健指定医 |
がん患者さんおよびご家族の心のケアを幅広く担当しております。 |
| 山田 祐 (やまだ ゆう) ![]() |
医員 精神腫瘍学 心療内科 |
日本内科学会認定内科医 | がん患者さんが抱えるストレスや苦痛が少しでも軽減されるよう努力してまいります。 |
| 大島 淑夫 (おおしま よしお) ![]() |
医員 精神腫瘍学 |
日本精神神経学会専門医 精神保健指定医 |
患者さんやご家族の心の負担が少しでも軽くなるよう、お手伝いさせていただければと思っています。 |
| 加藤 雅志 (かとう まさし) ![]() |
がん対策情報センター併任 精神腫瘍学 |
日本精神神経学会専門医 精神保健指定医 |
がんを抱える患者さんやご家族の方々の精神心理的な負担に向き合います。家族ケア外来を担当しています。 |
| 高橋 知実 (たかはし ともみ) ![]() |
がん専門修練医 | 日本精神神経学会専門医 精神保健指定医 |
がん患者さんやそのご家族が抱える悩みやストレスに歩みより、少しでも楽な気持ちになれるよう、サポートさせていただきます。 |
院外から受診を希望される方は、以下にお気軽にお問い合わせください。
国立がん研究センター 03-3542-2511(代表)
精神腫瘍科 清水 研(しみず けん)
1)精神腫瘍科のメンバー
精神腫瘍学を専門とする医師(精神腫瘍医)と心理療法士が担当しております。(1)精神腫瘍医
精神腫瘍学(サイコオンコロジー)を専門としており、がん患者さんとそのご家族の心のケアに取り組んでいます。カウンセリングと薬物療法の両方を担当いたします。
(2)心理療法士(臨床心理士)
カウンセリングによるケアを担当しています。がんの罹患に伴うさまざまな悩み、つらい思いも、カウンセリングの中で話していただくことで和らいだり、整理されたりするものです。
精神腫瘍学(サイコオンコロジー)を専門としており、がん患者さんとそのご家族の心のケアに取り組んでいます。カウンセリングと薬物療法の両方を担当いたします。
(2)心理療法士(臨床心理士)
カウンセリングによるケアを担当しています。がんの罹患に伴うさまざまな悩み、つらい思いも、カウンセリングの中で話していただくことで和らいだり、整理されたりするものです。
2.診療について
1)心のケアについて
がん医療においては、外科治療、化学療法、放射線治療などのがんそのものに対する治療が重要ですが、生活の質を保ちながら普通に毎日を過ごすためには、苦痛な症状を和らげるこ とも必要です。がんに伴う苦痛な症状には、疼痛などの体の苦痛と、気持ちの落ち込み(うつ)や、不安感などの心の苦痛があります。がんに伴うストレスは非 常に大きく、近年の調査では、がんに罹患されている方の約2〜3割は、うつ病や適応障害といった強い気持ちの落ち込みや不安感を経験していることが明らか になっています。また、患者さんを支えるご家族も、患者さんと同じように大きなストレスを抱えていらっしゃいます。気持ちの落ち込みや不安感などの心の苦痛は、それ自体がつらい症状であるのみならず、全体的な生活の質の低下や、がん治療を受ける意欲をなくしてしまうこととも深く関係するため、適切な心のケアを受けられることをお勧めいたします。心の苦痛を和らげる方法としては、大きく分けるとカウンセリングと薬物療法の2とおりあります。
当科は、がん専門病院に併設される心のケアを行う診療科として、全国に先駆けて1992年に開設され、一貫して患者さん、ご家族の方々の心のケアに取り組んでまいりました。心のケアを含めた緩和ケアの重要性が高まる中、精神腫瘍科を受診されるがん患者さんおよびそのご家族は増加する傾向にあり、最近では年間約600名となっています。また、がんに対応できる心のケアの専門家は、まだわが国では少ない現状もあり、当院以外で治療を受けていらっしゃるがん患者さんのご相談も、お受けしています。
2)相談方法
外来の場合:精神腫瘍科の受診手続きをお取りいただき、外来受診をお願いいたします。当院入院中の場合:担当の医師、看護師に心のケアを受けたい旨をお伝えください。チームのメンバーが病棟まで伺います。
初回相談時には、今までの経過など、十分にご事情を伺いたいと思います。ご希望にあわせてその後の方針を決定しており、心理療法士によるカウンセリングを継続してお受けいただくことも可能です。
また、がん患者さんのご家族、またはがんで患者さんを亡くしたご遺族を対象とした「家族ケア外来」を開設しております。当院以外の病院で治療を受けられている患者さんのご家族のご相談も受け付けていますので、詳しくは下記のページをご覧ください。
「家族ケア外来のご案内」
精神腫瘍科 診療実績(症例数)
| 2009 | 2010 | 2011 | ||
| 年間診療件数 |
577 | 640 |
641 | |
| 精神医学的診断 | 適応障害 |
194(33.6%) | 140(21.9%) |
163(25.4%) |
| うつ病 |
87(15.1%) | 37(5.8%) |
53(8.3%) | |
| せん妄 |
154(26.7%) | 129(20.2%) |
169(26.4%) | |
3.研究について
1)研究、教育について
前述したように、非常に多くの方が心の苦痛を経験されているにもかかわらず、心のケアがまだ十分に浸透していないわが国の現状があります。これを少しでも改善するために、われわれは以下の厚生労働省科学研究において、心の苦痛に対して適切なケアができるシステムをつくるための研究を行っています。また、がん患者さんの心のケアの専門家を養成するための研修も受け入れています。清水 研 「治療の初期段階から身体・精神症状緩和導入を推進するための研究」(H22-がん臨床-若手-033)



