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泌尿器・後腹膜腫瘍科

1.泌尿器・後腹膜腫瘍科について
2.診療について
3.研究について

1.泌尿器・後腹膜腫瘍科について

 科長
藤元 博行 (ふじもと ひろゆき)   藤元 博行 (ふじもと ひろゆき) 外来診療日:月・木
  専門医・認定医資格など:
日本泌尿器科学会 専門医
日本泌尿器科学会 指導医
日本がん治療認定医機構 暫定教育医
当科は泌尿器科がんの専門病医として長年にわたり多数の患者さんを治療し、その経験と知識に裏付けられた確実な診断と手術、治療を得意としています。さらにそれらを最新の治療にも役立てています。
 外来医長 (希少がんセンター 併任)
込山 元清 (こみやま もときよ)   込山 元清 (こみやま もときよ) 外来診療日:月・火
  専門医・認定医資格など:
日本泌尿器科学会 専門医
日本泌尿器科学会 指導医
泌尿器のがんから、まれな後腹膜の腫瘍まで手広く診療しています。がんと診断された時、またがんの心配があるときは、どうぞご相談ください。
 医員
原 智彦 (はら ともひこ)   原 智彦 (はら ともひこ) 外来診療日:
  専門医・認定医資格など:
日本泌尿器科学会 専門医
日本泌尿器科学会 指導医
日本がん治療認定医
がんの専門的な知識を、患者さんの実際の治療に生かして貢献できればと思っています。
 医員
篠田 康夫 (しのだ やすお)   篠田 康夫 (しのだ やすお) 外来診療日:水・木
  専門医・認定医資格など:
日本泌尿器科学会 専門医
日本泌尿器科学会 指導医
日本がん治療認定医
患者さんに合わせた最適な治療を安全に提供できるように努めています。
 がん専門修練医
前嶋 愛子 (まえじま あいこ)   前嶋 愛子 (まえじま あいこ)
  専門医・認定医資格など:
日本内科学会 認定内科医
抗がん剤治療や支持療法、症状緩和も含め、泌尿器腫瘍の薬物療法を中心に担当しています。身体的な症状を解決するだけでなく、精神的・社会的な面でも患者さんが安心して治療を受けられるよう心がけます。

泌尿器・後腹膜腫瘍科は副腎がん、腎がん、腎盂尿管がん、膀胱がん、前立腺がん、尿道がん、精巣腫瘍、陰茎がんの泌尿器悪性腫瘍と後腹膜肉腫に対する診断、治療を行っています。症例数はわが国でも有数の数を誇っており、その経験に裏付けられた確実な診断と診療を得意としています。特に前立腺がん、膀胱がんに対する手術療法に関してはわが国の泌尿器科での先駆的な役割を果たし続けています。

診療にあたっては病態をわかりやすく、かつ詳しく説明し、患者さんとよく相談しながら、最適な治療法を選択するように心がけています。

外来日に関しては外来診療担当 曜日別一覧をご参照ください。

泌尿器・後腹膜腫瘍科はがんに対する、より確実な治療法を行うことを基本としています。この点では新しい治療法に関してそのすべてを実施しているわけではありません。その治療のメリットとデメリット、あるいはその治療が適応される病態などを検討し、我々がナショナルセンターとして取り組まなくてはならない治療法を優先して治療にあたっています。

2.診療について

疾患別検査・治療待ち時間一覧はこちら

泌尿器・後腹膜腫瘍科が扱う疾患は多岐にわたっています。また治療についても外科治療にとどまらず、抗がん剤治療や内分泌療法も施行します。また放射線診断科、放射線治療科とも協力して診断や治療を行っております。

泌尿器・後腹膜腫瘍科の確実な手術手技には定評があります。また前立腺全摘や膀胱全摘をはじめとして多数の手術症例数を有しています。このような多くの経験に裏打ちされ、さらに技術を高める努力とともに若手医師の教育を推進しています。また近年ではがんを確実に切除しながら、より体に与える侵襲を小さくする手術療法の開発を積極的に行っております。ロボット支援前立腺全摘はその一例です。

例えば前立腺がんに対する開腹による前立腺摘出術では、一般には切除ができないとされる被膜外浸潤(T3a前立腺がん)がんに対して、確実に切除を行い、治療成績が被膜浸潤のない前立腺がんと同等であることを確認しております。開腹手術で培ってきたこれらの技術をロボット支援前立腺全摘に取り入れ、開腹手術と同様の手術が可能であることを確認しています。

1)診療実績

泌尿器・後腹膜腫瘍科 診療実績
  2011 2012 2013 2014 2015
年間総手術件数 358 344 316 321 319
腎癌手術総数
腎摘除術
腎部分切除術
30 46 39 33 25
23 34 32 28 17
7 12 7 5 8
腎尿管全摘除術 11 17 8 10 14
TURBT 140 130 117 142 127
膀胱全摘除術総数
回腸導管造設術
自排尿型代用膀胱形成術
24 25 24 17 17
23 20 22 16 17
1 5 2 1 0
前立腺全摘除術総数
ロボット支援手術
111 87 84 56 67
- 2 32 42 49
高位精巣摘除術 8 6 6 5 7
精巣腫瘍リンパ節廓清術 13 6 5 7 5
陰茎癌手術 4 2 1 2 2
後腹膜腫瘍切除 10 18 13 32 31
その他 7 7 19 17 24

  2011 2012 2013 2014 2015
化学療法施行症例数 91 79 82 84 92
尿路癌 52 52 56 72 73
前立腺癌 19 18 19 9 13
精巣腫瘍 20 9 7 3 6

3.研究について

現在、よりよい治療法や進行がんや難治がんの治療を開発するための研究を行っています。
  1. 腎がんに対する分子標的あるいは免疫療法の研究
  2. 進行性膀胱がん、あるいは転移性尿路がんに対する抗がん剤治療
  3. 表在性膀胱がんに対するBCG療法の研究
  4. 局所進行前立腺がんに対する拡大切除の研究
  5. 局所前立腺がんに対するロボット支援手術の研究
  6. 前立腺がんの画像診断の研究
  7. 転移性前立腺がんに対する抗がん剤治療の研究