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主任研究者 東邦大学医学部 三木 一正 研究者氏名、所属および分担研究課題
平成12年度研究報告 研究成果の要旨 従来の胃がん検診の抱えている諸問題に対して種々の点から検討を加え、胃がん検診を積極的に進める方策を探った。とくに今年度は、全国の医師会および市区町村など各自治体レベルでのペプシノゲン法の具体的導入方策、とくに受診対象者に対する本法の広報・啓発方法なども検討し、本法の円滑な全国レベルでの実施およびその早期普及を目指した。その成果としてペプシノゲン法は胃がん検診の対象となる集団の推定有病率・早期胃がん率などにより、最適な具体的施行方法 [1.同時併用法 2.二段階(同日判定)法 3.異時併用法 4.単独法のいずれか] を選択すべきである [地域集団と職域集団とでは、また、外来(病院)集団と人間ドック(健診)集団とでは最適な施行方法は異なる]。なお、検診対象の推定有病率・早期胃がん率などが不明な集団に対しては二段階(同日判定)法とする、という結論を得た。 平成11年度〜12年度総合研究報告 研究成果の要旨 これまで4年間ペプシノゲン法についての研究を行ってきた。その主な内容は、1.ペプシノゲン法の具体的な実施方法の検討、2.ペプシノゲン法の胃がん診断に対する精度、3.ペプシノゲン法の偽陰性胃がんの特性、4.ペプシノゲン法の全国調査による疫学的評価の可能性の検討、5.ペプシノゲン法の経済学的評価、等である。その成果としてペプシノゲン法は胃がん検診の対象となる集団の推定有病率・早期胃がん率などにより、最適な具体的施行方法 [1.同時併用法 2.二段階(同日判定)法 3.異時併用法 4.単独法のいずれか] を選択すべきである [地域集団と職域集団とでは、また、外来(病院)集団と人間ドック(健診)集団とでは最適な施行方法は異なる]。なお、検診対象の推定有病率・早期胃がん率などが不明な集団に対しては二段階(同日判定)法とする、という結論を得た。
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更新日:2004/12/01 |