9-17 がん治療におけるマイクロサージャリーの確立に関する研究
 
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9-17 がん治療におけるマイクロサージャリーの確立に関する研究

主任研究者 東京女子医科大学 野崎 幹弘


研究者氏名、所属および分担研究課題
研究者氏名
所属施設 地位
分担研究課題名
野崎 幹弘
東京女子医科大学 教授
がん切除後の音声再建手術の開発
波利井 清紀
東京大学医学部 教授
顔面再建法の確立
杉原 平樹
北海道大学医学部 教授
安全な乳房再建の手術手技の確立
丸山 優
東邦大学医学部 教授
がん切除後再建外科における新しい皮弁の開発
光嶋 勲
*1 川崎医科大学 助教授
*2 岡山大学医学部 教授
穿通枝皮弁を用いた再建術の開発
木股 敬裕
国立がんセンター東病院 医長
機能面を考慮した口腔・中咽頭の再建法の開発
矢野 健二*3
国立呉病院 医長
乳がん術後乳房再建術における形態と機能的向上に関する研究
河村 進
四国がんセンター 医長
血管保護を目的としたマイクロサージャリーによる再建法の確立に関する研究
遊離筋膜脂肪弁による口腔内再建術
苦瓜 知彦*3
財団法人癌研究会附属病院 医長
遊離皮弁を用いた縦隔気管孔形成術
中山 敏*3
愛知県がんセンター 医長
頭頚部がん二次再建例におけるマイクロサージャリーの工夫
*1:平成12年4月1日−平成12年6月31日
*2:平成12年7月1日−平成13年3月31日
*3:平成11年4月1日−平成12年3月31日



平成12年度研究報告 研究成果の要旨

がん腫の外科手術にはめざましい進歩がある。この中には新しい傾向として機能温存のための縮小術が、一方では進行がんに対する積極的な拡大切除術がある。しかし、いずれを選択しても患者のQOLを考慮すると、機能面と時には整容面までを重視した適切な再建術が不可欠である。このためには必要な組織を量的にも質的にも自由度を持って移植計画出来ることが肝要である。この点、マイクロサージャリー手技は極めて有用である。本研究ではがん切除後の機能的・形態的再建の向上をめざしたマイクロサージャリー手技の開発と評価を目的に行った。本研究においては、顔面変形、口腔・咽頭の機能再建、咽喉食摘後の音声再建などの頭頸部領域から乳房再建、四肢の機能再建など様々な領域にその対象を広げ、マイクロサージャリー手技の開発と評価を行いその有用性を確認した。


平成11年度〜12年度総合研究報告 研究成果の要旨

がん腫の外科手術にはめざましい進歩がある。この中には新しい傾向として機能温存のための縮小術が、一方では進行がんに対する積極的な拡大切除術がある。しかし、いずれを選択しても患者のQOLを考慮すると、機能面と時には整容面までを重視した適切な再建術が不可欠である。このためには必要な組織を量的にも質的にも自由度を持って移植計画出来ることが肝要である。この点、マイクロサージャリー手技は極めて有用である。本研究ではがん切除後の機能的・形態的再建の向上をめざしたマイクロサージャリー手技の開発と評価を目的に行った。本研究においては、顔面変形、口腔・咽頭の機能再建、咽喉食摘後の音声再建などの頭頸部領域から乳房再建、四肢の機能再建およびがん切除後の四肢リンパ浮腫に対する治療法など様々な領域にその対象を広げ、マイクロサージャリー手技の開発と評価を行いその有用性を確認した。

本ページは、研究成果の要旨のみを掲載しております。
詳しい研究報告をご覧になりたい方は、「厚生労働省がん研究助成金による研究報告集 平成12年度」を全国の医学部・医科大学図書館に配布しておりますので、そちらをご利用下さい。



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更新日:2004/12/01