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主任研究者 国立がんセンター東病院 佐竹 光夫
研究者氏名、所属および分担研究課題
平成12年度研究報告 研究成果の要旨 肝細胞がんに対して超選択的CTAを応用したsubsegmental TAEを行った。この方法は局所療法の精度向上がはかれるとともに、局所制御の予測が可能で他治療との併用の指針にも役立つことが判明した。IVRの新しい手技では経皮的CT透視下胃瘻造設術と永久磁石吻合術について研究した。経皮的CT透視下胃瘻造設術では従来手術でのみ可能であった頚部領域腫瘍による消化管閉塞症例にIVRの手技で胃瘻造設術が施行できるようになった。永久磁石吻合は全く新しい手技で、手術を行わずIVRの手技で吻合を作成するもので、臨床応用に向けて基礎実験を終了した。IVR支援のためCT透視専用穿刺機具を開発し、生検、経皮的アルコール注入等に応用し、より一層の精度向上を目指して改良・改善中である。がんによる閉塞に対するIVRを用いた治療法では悪性胆道閉塞に対する胆道内瘻術へのEMSと悪性腫瘍による気道系の狭窄性病変に対するEMSの応用について検討した。
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更新日:2004/12/01 |