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主任研究者 名古屋大学医学部 二村 雄次 研究者氏名、所属および分担研究課題
平成12年度研究報告 研究成果の要旨 膵がん、特に膵頭部がんに対する拡大手術の意義を客観的に評価するために、手術適応および手術術式を含めた多施設の共通プロトコール案を決定した。プロトコールの概要は、1)対象は膵頭部の浸潤性膵管がん、2)リンパ節・神経叢郭清をほとんど行わない"標準術式"とリンパ節・神経叢の広範囲郭清を行う"拡大手術"の二群を設定しrandomized control studyを行う、3)標準手術、拡大手術とも基本術式は幽門輪温存膵頭十二指腸切除とする、4)標準手術では神経叢郭清は行わず、リンパ節郭清はNo.13、No.17のみとする。5)拡大手術では総肝動脈および上腸間膜動脈神経叢の全周郭清を行い、リンパ節は1群リンパ節の全てと2群リンパ節のちNo.9、14、16を郭清する、というものである。このプロトコールに従って、昨年3月より症例の登録を開始し、現在までに34例の症例を集積しえた。
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更新日:2004/12/01 |