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主任研究者 京都大学大学院医学研究科 今村 正之 研究者氏名、所属および分担研究課題
平成12年度研究報告 研究成果の要旨 遠隔転移のないStage IV 膵がんの治療方針は、日本の外科医は積極的切除手術を選択し、欧米の外科医は化学療法や放射線療法を選択する傾向にあるが、両者ともに臨床試験の成績に裏打ちされたものではない。そこで本研究では手術療法と保存的療法の優劣を科学的に適切に評価する臨床試験研究を行う。前年度までの研究で臨床試験計画を作成し今年度研究では各施設で臨床試験を実施して以下の成果を挙げた。1)臨床試験参加施設40施設で研究を継続遂行した。2)臨床試験の仮登録患者数は62例、本登録患者数は35例で登録症例は無作為割付に従った治療方法を遵守し共通プロトコールからの脱落例はない。3)登録症例数を増やす努力を重ね登録症例数が増加した。4)登録症例の術前画像診断と手術所見を比較検討し術前診断法の問題点を再評価した。5)臨床試験遂行の問題点から臨床試験計画を再検討した。6)登録症例に対する仮統計解析を行い効果安全評価委員会で評価した。
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更新日:2004/12/01 |