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主任研究者 国立がんセンター東病院 大津 敦 研究者氏名、所属および分担研究課題
平成12年度研究報告 研究成果の要旨 本研究班の主目的は、消化管悪性リンパ腫に対する非外科的治療法のprotocol studyを作成・遂行しその適応と有効性を客観的に評価することにある。平成10年度に当研究班参加予定4施設97例の限局期胃悪性リンパ腫のretrospective analysisを行い、現状の把握と種々の問題点を検討しプロトコールの概略を決定。次いで胃low-grade MALTと胃aggressiveリンパ腫の2つのプロトコールに分け、前者は除菌療法±放射線照射、後者は化学療法+放射線照射とし、平成11年度には各種小班会議等での種々の討議を経て、両プロトコールとも参加施設の倫理審査委員会へ提出し、承認が得られた施設から順次登録を開始した。平成12年度は症例の登録を着実に進め、平成13年3月末現在Low-grade MALT51例、aggressive 23例の登録を得ている。平成12年12月に行われた1年目中間解析では、両試験とも試験全体に係る問題例の発生はなく、治療効果もほぼ予想通り順調に経過し、さらに症例の集積を継続している。
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更新日:2004/12/01 |