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主任研究者 国立病院四国がんセンター 江口 研二 研究者氏名、所属および分担研究課題
平成12年度研究報告 研究成果の要旨 全国がんセンター・成人病センター協議会(全がん協)診療専門施設をモデルとして、全がん協施設に対する専門研修教育体制に関する現状調査の結果、がん専門の教育研修制度の質を保証するには、1)(現状ではがん診療の質を検証する基準がないので)原則として年間がん患者診療実績が全患者診療実績の約半数以上を占める施設であること、2)施設研修教育委員会が管理するがん診療に特化した研修教育カリキュラムを有すること、3)院内の教育指導体制を各科に任せるのではなく、施設として統一管理すること、の少なくとも3条件を満たす専門病院を標準的な研修教育施設とすることが望ましいと考えられた。また、1)がん診療教育研修基準カリキュラム作成、2)各施設特色を生かした独自カリキュラムと施設間レジデント交流研修推進、3)レジデント研修評価基準作成が必要と考えられた。 平成11年度〜12年度総合研究報告 研究成果の要旨 全国がんセンター・成人病センター協議会(全がん協)診療専門施設をモデルとして、全がん協施設に対する専門研修教育体制に関する提言を行った。即ち、レジデント教育研究要領および概要(標準的研修内容)の作成、レジデント課程修了者に対する全がん協共通修了証書の発行、国立がんセンターと他施設とのレジデント交流研修制度、全がん協教育担当理事の設置を提案した。また各施設の現状調査の結果、がん専門の教育研修制度の質を保証するには、1)(現状ではがん診療の質を検証する基準がないので)原則として年間がん患者診療実績が全患者診療実績の約半数以上を占める施設であること、2)がん診療に特化した研修教育カリキュラムを有すること、3)院内の教育指導体制を施設として統一管理すること、の少なくとも3条件を満たす専門病院を標準的な研修教育施設とすることが望ましく、現在ほとんどの施設で体系的には行われていない、レジデント研修評価基準作成も必要と考えられた。
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更新日:2004/12/01 |