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主任研究者 神奈川県立がんセンター 岡本 直幸 研究者氏名、所属および分担研究課題
平成12年度研究報告 研究成果の要旨 全国がん(成人病)センター協議会(以下、「全がん協」と称す)加盟の地域がん専門診療施設28施設の協力を得て、5つの課題(生存率の算定、院内がん登録の活用、インフォームド・コンセント(IC)後の患者サポート、地域医療機関との連携、がん患者のQOLとアメニティ)について研究を行っている。生存率の算定では、各施設の院内がん登録のデータを活用して、1993年初発がん患者について進行度別、組織診断別の5年相対生存率を算定した。また、乳がん患者へのIC後のサポートに関する手法を開発し「乳がん告知後ケアガイドブック」を作成した。地域医療との連携に関しては、退院後がん患者のサポートシステムのあり方について検討に入ったところである。がん患者のQOL維持・向上と病院のアメニティに関する研究については、本年度はいくつかの施設において「患者満足度調査」あるいは「病院アメニティ調査」を試験的に実施した。最終年度となる次年度には、その成果をもとに全がん協加盟の全施設に協力をもとめ調査を実施し、21世紀のがん専門診療施設のあり方を検討すべく研究を進めている。
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更新日:2004/12/01 |