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主任研究者 栃木県立がんセンター 石川 勉 研究者氏名、所属および分担研究課題
平成12年度研究報告 研究成果の要旨 本年度の成果は、膵がんの治療前CT画像で上腸間膜動脈(SMA)に半周以上腫瘍を認めた症例は全例手術所見にてSMAへの浸潤を確認できた。そして、膵がんと連続する腫瘍をSMAの半周以上に認める病期症例のうち、全身化学療法の行われた群と積極的な治療が行われなかった群の成績は未治療群では150.3日、化学療法群では179.2日であり、CT画像上SMAに浸潤を認めた進行膵がんでは全身化学療法群と非積極的治療群に有意の差を認めなかった。しかし、術中放射線照射群・対外放射線照射+化学療法群では非積極的治療群に較べて生存期間は延長し、有意な差を認めた。肺がんの治療後の再発頻度とF-18 fluorodeoxyglucose(FDG)ポジトロン断層法のFDG集積値(standardized uptake value:SUV)との関係を検討した結果、Stage I の肺がん患者の術後無病5年生存率は低FDG集積群(SUV<5)の88%に対し、高FDG集積群(SUV=>5)では17%であった。
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更新日:2004/12/01 |