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主任研究者 国立医薬品食品衛生研究所 能美 健彦 研究者氏名、所属および分担研究課題
平成12年度研究報告 研究成果の要旨 本研究班の目的は、突然変異検出用レポーター遺伝子(gpt、lacI、rpsL、cII )を導入したマウス、ラットを用い、変異と発がんの関連をin vivoにおいて検討することにある。今年度は 1)酸化ストレスによる損傷塩基の除去に関与するMmh、Nth1あるいはMth1を欠失したマウスにレポーター遺伝子を導入し、変異と修復活性の関連について検討した(野田、續)。gpt遺伝子を導入したマウス、ラットに酸化ストレスを経て発がん性を示す臭素酸カリウムを投与し、腎に対する影響を検討した(西川)。2)ラット乳がん由来の細胞株を用いて点突然変異に関する遺伝子不安定性の存在を明らかにした(牛島)。3)gptマウスを用い、dimethylnitrosamineによる肝臓での変異誘発には1週間以上の発現期間が必要であることを明らかにした(能美)。lacIラットを用いてMeIQxの変異と発がんに関する閾値の研究を開始した(森村)。
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更新日:2004/12/01 |