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主任研究者 大阪府立成人病センター 大島 明
研究者氏名、所属および分担研究課題
*2:平成13年4月1日−平成14年3月31日 *3:平成12年4月1日−平成14年3月31日 *4:平成11年4月1日−平成12年3月31日 *5:平成11年4月1日−平成11年9月30日 *6:平成11年10月1日−平成14年3月31日 平成13年度研究報告 研究成果の要旨 1)1998年のがん罹患協同調査には、研究班参加14登録のすべてが個別の腫瘍データの形でデータを提出した。腫瘍単位のデータ収集が定着することにより、収集したデータのチェックが可能となった。 2)1996-98年の3年間のデータを用いて1997年の全国がん罹患数・罹患率の推計を行った。全国値推計に用いる登録の条件は、(1) DCO割合:25%未満あるいはDCN割合:30%未満、かつ (2) I/D比:1.5以上とし、この条件を満たす12登録(宮城、山形、千葉(モデル地区)、神奈川(モデル地区)、新潟、福井、愛知(モデル地区)、滋賀、大阪、広島市、佐賀、長崎)のデータを用いて1997年の全国がん罹患数・率を推定した。 3)生存率協同調査:2000年度研究班参加登録のうち12登録が1993年診断患者とその予後調査データを提出した。全部位のがん(上皮内がんと大腸の粘膜がんを除く)の患者数は80,607人、5年相対生存率は50.4%と計算された。 4)1989-1998年の10年間のがん罹患の個別腫瘍データの収集とその活用に向けてのデータベースつくりの準備作業をおこなった。 平成11年〜13年度総合研究報告 研究成果の要旨 1)がん罹患数・罹患率協同調査:研究班参加の登録室からがん罹患データを個別の腫瘍データの形でデータを収集し、1995-97年の全国がん罹患数・罹患率の推計を行った。あわせて、1975年以降の主要部位のがんの年齢調整罹患率の推移について検討した。全国値推計に用いる登録の条件は、(1)DCO割合:25%未満あるいはDCN割合:30%未満、かつ(2)I/D比:1.5以上)とした。 2)生存率協同調査:研究班参加登録のうち12登録から1993年診断患者とその予後調査データを収集した。死亡情報のみで登録された患者、多重がんの第2がん以降、および上皮内がん(大腸の粘膜がんを含む)を除外し、80,975人(1993年全国がん罹患数の19%に相当)のがん患者を対象として生存率を計測したところ、5年相対生存率は、全部位で50.4%(男46.0%、女56.3%)、胃57.3%、大腸(結腸+直腸)65.7%、肝臓17.8%、肺20.5%、乳房84.0%、子宮72.7%となった。 3)1989-1998年の10年間のがん罹患の個別腫瘍データの収集とその活用に向けてのデータベースづくりの準備作業をおこなった。 平成12年度研究成果の要旨
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更新日:2004/12/01 |