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主任研究者 東京医科歯科大学 岸本 誠司 研究者氏名、所属および分担研究課題
*2:平成12年4月1日−平成13年3月31日 平成13年度研究報告 研究成果の要旨 頸部郭清術の標準化をめざし以下のような成果を得た。 1)舌・声門がんについては、プロトコールをもとに集積した症例の1,2年目の追跡調査を行った。その結果、プロトコールに基づく頸部郭清術の妥当性が明らかになったが、舌がんにおけるN0症例の予防的郭清術の適応、健側頸部の取り扱いについては今後検討すべきと考えられた。 2)下咽頭・声門上がんについては標準的頸部郭清術のプロトコール作成して症例を集積、さらに1年目の追跡調査を行った。声門上がんについてプロトコールは妥当なものと考えられたが、下咽頭がんについては既に28%の症例に頸部再発が認められており、郭清範囲の拡大、手術以外の治療法の導入なども新たに検討すべきと考えられた。 3)中咽頭がんについては昨年度作成したプロトコールをもとに66症例が登録された。分担研究では(1)中咽頭がんにおけるリンパ節転移の病態、(2)下咽頭がんにおけるリンパ節転移の病態についての研究が行われた。 平成12年〜13年度総合研究報告 研究成果の要旨 頸部郭清術の標準化をめざし以下のような成果を得た。 1)舌・声門がんについては、プロトコールをもとに集積した症例の2年目の追跡調査を行った。その結果、プロトコールに基づく頸部郭清術の妥当性が明らかになったが、舌がんにおけるN0症例の予防的郭清術の適応、健側頸部の取り扱いについては今後検討すべきと考えられた。 2)下咽頭・声門上がんについては標準的頸部郭清術のプロトコール作成して症例を集積、さらに1年目の追跡調査を行った。声門上がんについてプロトコールは妥当なものと考えられたが、下咽頭がんについては既に28%の症例に頸部再発が認められており、郭清範囲の拡大、手術以外の治療法の導入なども新たに検討すべきと考えられた。 3)中咽頭がんについては昨年度作成したプロトコールをもとに66症例が登録された。分担研究では(1)中咽頭がんにおけるリンパ節転移の病態、(2)下咽頭がんにおけるリンパ節転移の病態についての研究が行われた。 平成12年度研究成果の要旨
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更新日:2004/12/01 |