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主任研究者 国立がんセンター中央病院 佐野 武
研究者氏名、所属および分担研究課題
*2:平成14年1月1日−平成14年 3月31日 平成13年度研究報告 研究成果の要旨 治癒切除が可能な進行胃がんに対する大動脈周囲リンパ節郭清の意義を検討する目的で平成7年7月より開始したランダム化比較臨床試験(RCT)は、平成13年3月末までに523例を集積して登録を終了した。術後在院死は0.4%で両群同率であり、重篤な合併症発生割合でも差を認めなかった。十分な経験を持つ専門施設では、拡大郭清手術も安全に行われることが証明された。最終生存解析は平成18年に予定されている。食道浸潤胃がんに対する左開胸開腹連続切開と開腹との比較試験では、平成14年3月末日までに122例が登録された。登録症例が少なく、試験の継続に関して討議し参加施設を増加したが、まだその成果は現れていない。両臨床試験において術後6ヶ月目、1年目、3年目のQOLを調査しているが、各症例ごとに該当する期間に頻回の催促をすることで、6ヶ月目99%、1年目100%と高いcomplianceを達成している。 平成12年〜13年度総合研究報告 研究成果の要旨 治癒切除が可能な進行胃がんに対する大動脈周囲リンパ節郭清の意義を検討する目的で平成7年7月より開始したランダム化比較臨床試験(RCT)は、平成13年4月までに523例を集積して登録を終了した。術後在院死は0.4%で両群同率であり、重篤な合併症発生割合でも差を認めなかった。十分な経験を持つ専門施設では、拡大郭清手術も安全に行われることが証明された。最終生存解析は平成18年に予定されている。食道浸潤胃がんに対する左開胸開腹連続切開と開腹との比較試験では、平成14年3月末日までに122例が登録された。登録症例が少なく、試験の継続に関して討議し参加施設を増加したが、まだその成果は現れていない。両臨床試験において術後6ヶ月目、1年目、3年目のQOLを調査しているが、各症例ごとに該当する期間に頻回の催促をすることで、6ヶ月目99%、1年目100%と高いcomplianceを達成している。 平成12年度研究成果の要旨
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更新日:2004/12/01 |