10-10 胃がんに対する拡大手術の評価に関する研究
 
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10-10 胃がんに対する拡大手術の評価に関する研究

主任研究者 国立がんセンター中央病院 佐野 武


研究者氏名、所属および分担研究課題
研究者氏名
所属施設 地位
分担研究課題名
佐野 武
国立がんセンター中央病院 医長
胃がんに対する拡大手術の評価に関する研究
栗田 啓
国立病院四国がんセンター 医長
胃がんに対する拡大手術の評価に関する研究
小寺 泰弘
*1 愛知県がんセンター 県技術吏員
*2 名古屋大学 文部科学教官
胃がんに対する拡大手術の評価に関する研究
梨本 篤
県立がんセンター新潟病院 部長
胃がんに対する拡大手術の評価に関する研究
平塚 正弘
大阪府立成人病センター 医長
胃がんに対する拡大手術の評価に関する研究
古河 洋
市立堺病院 副院長
胃がんに対する拡大手術の評価に関する研究
吉川 時弘
長岡中央綜合病院 部長
胃がんに対する拡大手術の評価に関する研究
藍澤 喜久雄
新潟市民病院 副部長
胃がんに対する拡大手術の評価に関する研究
本橋 久彦
神奈川県立がんセンター 副院長
胃がんに対する拡大手術の評価に関する研究
田中 洋一 (班友)
埼玉県立がんセンター 副部長
胃がんに対する拡大手術の評価に関する研究
*1:平成13年4月1日−平成13年12月31日
*2:平成14年1月1日−平成14年 3月31日


平成13年度研究報告 研究成果の要旨

治癒切除が可能な進行胃がんに対する大動脈周囲リンパ節郭清の意義を検討する目的で平成7年7月より開始したランダム化比較臨床試験(RCT)は、平成13年3月末までに523例を集積して登録を終了した。術後在院死は0.4%で両群同率であり、重篤な合併症発生割合でも差を認めなかった。十分な経験を持つ専門施設では、拡大郭清手術も安全に行われることが証明された。最終生存解析は平成18年に予定されている。食道浸潤胃がんに対する左開胸開腹連続切開と開腹との比較試験では、平成14年3月末日までに122例が登録された。登録症例が少なく、試験の継続に関して討議し参加施設を増加したが、まだその成果は現れていない。両臨床試験において術後6ヶ月目、1年目、3年目のQOLを調査しているが、各症例ごとに該当する期間に頻回の催促をすることで、6ヶ月目99%、1年目100%と高いcomplianceを達成している。


平成12年〜13年度総合研究報告 研究成果の要旨

治癒切除が可能な進行胃がんに対する大動脈周囲リンパ節郭清の意義を検討する目的で平成7年7月より開始したランダム化比較臨床試験(RCT)は、平成13年4月までに523例を集積して登録を終了した。術後在院死は0.4%で両群同率であり、重篤な合併症発生割合でも差を認めなかった。十分な経験を持つ専門施設では、拡大郭清手術も安全に行われることが証明された。最終生存解析は平成18年に予定されている。食道浸潤胃がんに対する左開胸開腹連続切開と開腹との比較試験では、平成14年3月末日までに122例が登録された。登録症例が少なく、試験の継続に関して討議し参加施設を増加したが、まだその成果は現れていない。両臨床試験において術後6ヶ月目、1年目、3年目のQOLを調査しているが、各症例ごとに該当する期間に頻回の催促をすることで、6ヶ月目99%、1年目100%と高いcomplianceを達成している。

平成12年度研究成果の要旨


本ページは、研究成果の要旨のみを掲載しております。
詳しい研究報告をご覧になりたい方は、「厚生労働省がん研究助成金による研究報告集 平成13年度」を全国の医学部・医科大学図書館に配布しておりますので、そちらをご利用下さい。



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更新日:2004/12/01