10-17 放射線治療システムの精度管理と臨床評価に関する研究
 
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10-17 放射線治療システムの精度管理と臨床評価に関する研究

主任研究者 大阪大学大学院医学系研究科 井上 俊彦


研究者氏名、所属および分担研究課題 
研究者氏名
所属施設 地位
分担研究課題名
井上 俊彦
大阪大学大学院医学系研究科 教授
医療実態調査法による精度管理と臨床評価法の確立
山下 孝*1
財団法人癌研究会附属病院 部長
放射線治療システムの構造調査
広川  裕*2
広島大学医学部 助教授
放射線治療システムの構造調査
平岡 真寛
京都大学大学院医学研究科 教授
放射線治療システムの臨床評価
三橋 紀夫
*3 群馬大学医学部 助教授
*4 東京女子医科大学 教授
放射線治療システムの精度管理
手島 昭樹
大阪大学医学部 助教授
医療実態調査法による放射線治療システムの国際比較
角 美奈子
国立がんセンター中央病院 医員
統計解析システムの開発
*1:平成12年4月1日−平成13年3月31日
*2:平成13年4月1日−平成14年3月31日
*3:平成12年4月1日−平成13年4月30日
*4:平成13年5月1日−平成14年3月31日



平成13年度研究報告 研究成果の要旨
PCS評価を通じて放射線治療システムの精度管理を確立した。4層に層別化した施設と症例の二段階クラスタサンプリング法で調査対象を抽出し、1998-2000年の間に国内96施設の訪問調査を行った。1995-97年(前立腺癌は1996-98年)に治療を受けた乳癌1147例、食道癌776例、子宮頚癌1066例、肺癌1099例、前立腺癌311例、 計4399例のデータを集積した。訪問および郵送による追跡調査を行なった。2回の中間解析を行い、統計学的全国平均値(NA)と施設層平均値(RA)を比較した標準スコアによる各施設の定量的評価データを各施設に還元した。放射線治療施設基準化案をPCS調査データに基づいて検証し、再改訂の必要性を示した。本研究班のホームページを開設し中間解析データとデータフォーマットの閲覧、ダウンロードを可能にした。放射線治療患者数の将来予測と対策を提案した。第1回日米PCSワークショップをサンフランシスコで開催した。


平成12年〜13年度総合研究報告 研究成果の要旨

PCS評価を通じて放射線治療システムの精度管理を確立した。4層に層別化した施設と症例の二段階クラスタサンプリング法で調査対象を抽出し、国内96施設の訪問調査を行った。1995-97年(前立腺癌は1996-98年)に治療を受けた計4399例(乳癌1147、食道癌776、子宮頚癌1066、肺癌1099、前立腺癌311)のデータを収集した。訪問と郵送による追跡調査を行なった。統計学的全国平均値(NA)と施設層平均値(RA)を比較した標準スコアによる各施設の定量的評価データを各施設に還元した。コンピュータ化データフォーマットで誤入力発生率を減少させた。診療過程の施設層別解析と治療結果を解析した。放射線治療施設基準化案をPCS調査データに基づいて検証した。本研究班のホームページを開設した。放射線治療患者数の将来予測と対策を提案した。第1回日米PCSワークショップをサンフランシスコで開催した。多施設協同研究班との連携支援体制を構築した。

平成12年度研究成果の要旨

本ページは、研究成果の要旨のみを掲載しております。
詳しい研究報告をご覧になりたい方は、「厚生労働省がん研究助成金による研究報告集 平成13年度」を全国の医学部・医科大学図書館に配布しておりますので、そちらをご利用下さい。



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更新日:2004/12/01