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主任研究者 京都大学大学院 医学研究科腫瘍外科学 今村 正之 研究者氏名、所属および分担研究課題
*2:平成13年4月1日−平成14年3月31日 平成13年度研究報告 研究成果の要旨 遠隔転移のないStageIV膵癌の治療方針として、日本の外科医は積極的切除手術を選択し、欧米の外科医は化学療法や放射線療法を選択する傾向にあるが、両者とも臨床試験の成績を根拠に治療法の選択が行われているわけではない。本研究の目的は進行膵癌の初期治療として、外科手術切除と放射線化学療法の優劣を科学的に適切に評価することである。前年度までの研究で臨床試験実施計画に基づく登録患者の集積が進んだ。本年度研究でさらに各施設で臨床試験を実施し、以下の成果を挙げた。 1)臨床試験参加施設40施設で研究を継続遂行した。 2)臨床試験の仮登録患者数は81人、本登録患者数は42人で登録患者は無作為割付に従った治療方法を遵守し共通プロとコールからの脱落なく治療が遂行された。 3)患者登録数を増やす努力を重ね登録患者数が増加した。 4)登録患者の術前画像診断と手術所見を比較検討し術前診断法の問題点を再評価した。 5)臨床試験遂行の問題点から臨床試験計画を再検討した。 6)登録患者の背景因子解析を行った。 平成12年〜13年度総合研究報告 研究成果の要旨 遠隔転移のないStageIV膵癌の治療方針として、日本の外科医は積極的切除手術を選択し、欧米の外科医は化学療法や放射線療法を選択する傾向にあるが、両者とも臨床試験の成績を根拠に治療法の選択が行われているわけではない。本研究の目的は進行膵癌の初期治療として、外科手術切除と放射線化学療法の優劣を科学的に適切に評価することである。前年度までの研究で臨床試験実施計画に基づく登録患者の集積が進んだ。本年度研究でさらに各施設で臨床試験を実施し、以下の成果を挙げた。 1)臨床試験参加施設40施設で研究を継続遂行した。 2)臨床試験の仮登録患者数は81人、本登録患者数は42人で登録患者は無作為割付に従った治療方法を遵守し共通プロとコールからの脱落なく治療が遂行された。 3)患者登録数を増やす努力を重ね登録患者数が増加した。 4)登録患者の術前画像診断と手術所見を比較検討し術前診断法の問題点を再評価した。 5)臨床試験遂行の問題点から臨床試験計画を再検討した。 6)登録患者の背景因子解析を行った。 平成12年度研究成果の要旨
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更新日:2004/12/01 |