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主任研究者 国立がんセンター東病院 大津 敦 研究者氏名、所属および分担研究課題
*2:平成13年4月1日−平成14年3月31日 平成13年度研究報告 研究成果の要旨 本研究班の主目的は、消化管悪性リンパ腫に対する非外科的治療法の protocol studyを作成・遂行しその適応と有効性を客観的に評価することにある。平成10年度に当研究班参加予定4施設での過去の限局期胃悪性リンパ腫の検討を行い、現状を把握。胃low-grade MALTと胃aggressive リンパ腫の2つのプロトコールに分け、前者は除菌療法±放射線照射、後者は化学療法+放射線照射とした。平成11年度には種々の討議を経て、両プロトコールとも参加施設の倫理審査委員会での承認を得て登録を開始した。平成12・13年度は症例の登録を着実に進め、平成14年3月末現在low-grade MALT 96例、aggressive 42例と目標症例数の3分の2を越える登録を得た。登録開始1年目・1年半目に行った中間解析では、両試験とも試験全体にかかわる問題例の発生はなく試験継続。その後も13年12月の解析時点まで治療効果・安全性ともほぼ予想通りで順調に経過しており、初期治療効果・安全性とも満足すべき結果が得られている。 平成12年〜13年度総合研究報告 研究成果の要旨 本研究班の主目的は、消化管悪性リンパ腫に対する非外科的治療法の prospective studyを作成・遂行しその適応と有効性を客観的に評価することにある。平成10年度に当研究班参加予定4施設での過去の限局期胃悪性リンパ腫の検討を行い現状を把握。low-grade MALTとaggressive リンパ腫の2つのプロトコールに分け、前者は除菌療法±放射線照射、後者は化学療法+放射線照射とした。平成11年度には種々の討議を経て参加施設の倫理審査委員会の承認を得て登録を開始、平成12・13年度は症例の登録を着実に進め平成14年3月末現在low-grade MALT 96例、aggressive 42例と目標症例数の3分の2を越える登録を得た。登録開始1年目・1年半目に行った中間解析では両試験とも問題例の発生はなく試験継続。平成13年12月の解析時点まで治療効果・安全性ともに略予想通りで順調に経過し、初期治療効果・安全性とも満足すべき結果が得られた。本研究を通じ本邦での内視鏡・病理診断基準、放射線照射法の統一化・普及等に多大な貢献をしている。 平成12年度研究成果の要旨
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更新日:2004/12/01 |