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主任研究者 国立がんセンター 山本 明史 研究者氏名、所属および分担研究課題
平成13年度研究報告 研究成果の要旨 Dermoscopy、超音波ドプラ法、FDG-Positron Emission Tomography (PET)などの新しい診断技術を導入した多数例の検討により、悪性黒色腫早期病変の診断、他腫瘍との鑑別診断がかなり有用であることを見い出した。sentinel node biopsy による検討を221例に施行し、色素法にてsentinel node同定率82%、いわゆる正診率99%であった。同リンパ節の同定率向上のためRI法併用の検討を開始し病理診断法の向上も検討している。進行期悪性黒色腫に対して新しい治療法を開発中であり、骨髄非破壊的前処置を用いた同種造血幹細胞移植療法臨床試験は現在のところ2例に施行し、NC1例、PD1例である。また、悪性黒色腫特異抗原ペプチドおよび樹状細胞を用いた免疫療法臨床試験を開始し、現在のところ3例に施行し、有害反応は特に認められず、うち1例にPRが認められている。さらに、リポソームを用いたIFN-β遺伝子導入による遺伝子治療も臨床試験について倫理審査委員会申請中である。 平成12年度研究成果の要旨
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更新日:2004/12/01 |