11-9 神経膠腫の標準的治療の確立に関する研究
 
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11-9 神経膠腫の標準的治療の確立に関する研究

主任研究者 国立がんセンター中央病院 野村 和弘


研究者氏名、所属および分担研究課題
研究者氏名
所属施設 地位
分担研究課題名
野村 和弘
国立がんセンター中央病院 副院長
神経膠腫の標準的治療の確立に関する研究
生塩 之敬
熊本大学医学部 教授
神経膠腫の遺伝子異常と予後との相関
田中 隆一
新潟大学医学部 教授
悪性神経膠腫の集学的治療に関する研究
吉本 高志
東北大学医学部 教授
神経膠腫に対するACNU維持療法の臨床的検討
山下 純宏
金沢大学医学部 教授
悪性グリオーマに対する新しい免疫細胞療法
浅井 昭雄
東京大学医学部 講師
再発時神経膠腫の治療の確立
鈴木 博義
国立仙台病院 科長
悪性神経膠腫の標準的病理組織学的診断の確立に関する臨床病理学的研究


平成13年度研究報告 研究成果の要旨

1)標準的治療確率のためには、客観的は手術手技の評価が可能でなければならない。その為の術前ステージング作成のための検討を行った。今年度は直近の症例を調査(平成13年3月-7月)した。神経膠腫99例が登録され、術前ステージ分類に基づいて検討し、ステージ分類によって有効な手術指標を示せる事が分かった。しかし、機能分野におけるhippocanpus-Amygdalaなどの旧皮質の機能をどう評価するかが課題として残された。 2)最近増加の傾向にある難治の高齢者神経膠腫を対象に予後因子、治療法について検討した。70歳以上を高齢者として位置付け検討した結果、高齢者では悪性の膠芽腫が多いこと、また、放射線、化学療法の施行に関して、QOLを保持する観点から問題点が多く指摘され、解決されるべき課題が多い事が分かった。 3)ACNUの保持両方に関する共同研究は、症例の登録に難題を抱え継続について再検討する事とした。

平成12年度研究成果の要旨

本ページは、研究成果の要旨のみを掲載しております。
詳しい研究報告をご覧になりたい方は、「厚生労働省がん研究助成金による研究報告集 平成13年度」を全国の医学部・医科大学図書館に配布しておりますので、そちらをご利用下さい。



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更新日:2004/12/01