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主任研究者 静岡県立静岡がんセンター 山口 建
研究者氏名、所属および分担研究課題
平成14年度研究報告 研究成果の要旨 我が国では、がん患者数の増加、告知の普遍化、患者・家族の医学的知識、消費者意識の向上が相まって、"がんの時代"が訪れようとしているが、この時代を乗り切るための方策を検討するのが、本研究班の目的である。がんの一次予防に有効な生活習慣を改善することによりハイリスク集団を40歳までに半減できた場合の生涯がん罹患確率の減少効果は、男15%、女10%と予測され、当面のがん罹患者数の増加を食い止めるまでの効果は期待できず、検診の充実、早期治療施設の整備が必須であることが示された。一方、良質のがん医療の提供に関し、患者の立場にたち、患者の権利や利益を守ることを目指し、組織上、病院からは独立し、看護師、メディカルソーシャルワーカーがPatient Consumer Advocacyとして活動する常設の"がんよろず相談・電話相談"を実施したところ、相談が月間450件以上、患者側からの意見、苦情も月間60件を超え、このような組織のニーズが高まっていることが示された。 平成13年度研究成果の要旨
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更新日:2004/12/01 |