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主任研究者 久留米大学医学部 嘉村 敏治 研究者氏名、所属および分担研究課題
平成14年度研究報告 研究成果の要旨 若年者で妊孕性温存希望の早期子宮体癌に対する高用量プロゲステロン投与によるホルモン療法の第II相試験は目標の40例の症例の集積が終了した。現在組織学的腫瘍消失率についての中間解析では0期の体癌は81%、Ia期は50%に腫瘍の消失が認められた。重度の有害事象は見られず、これまでに2例が妊娠し、1例が生児を得ている。最終の評価項目である妊娠率あるいは再発率についての評価を今後行う必要がある。原発巣が大きな子宮頸癌に対するネオアジュバント化学療法の効果の検証を目的とした第III相試験のプロトコールを作成し症例登録を開始した。現在本研究班における25施設でIRBの認可を受けている。進行子宮頸癌の予後向上のもう一つの方法として従来の放射線療法に化学療法を同時に行うChemoradiationについて、パイロット研究を行い投与薬剤、投与法、安全性、抗腫瘍効果について検討し、今後の第III相試験のプロトコール作成の基礎とした。
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更新日:2004/12/01 |