![]() |
||||||||||||||||||||||||
主任研究者 愛知県がんセンター 不破 信和 研究者氏名、所属および分担研究課題
平成14年度研究報告 研究成果の要旨 研究成果の要旨は以下の3点である。 1.我が国で開発されたCDDPの新規抗癌剤であるnedaplatinはin vivoにおいて5FUとの投与順序が抗腫瘍効果のみでなく、有害事象に大きく左右するとされている。再発例を対象に最適な投与順序とnedaplatinの至適投与量について検討する臨床試験を立案した。現在の登録数は12例である。 2.高齢化社会を迎え、今後増加が予想される高齢者頭頸部癌患者の喉頭温存率の向上を目指し、taxotereを放射線増感剤として用いる喉頭癌、下咽頭癌を対象としたphase II studyを立案した。 3.現在、班員の所属する数施設で行っている上咽頭癌に対する放射線と化学療法の交替療法は陽性結果が出つつある。本治療法を基本にphase II studyとしての臨床試験を立案した。本臨床試験への参加予定施設数は30〜35施設になる予定であり、我が国で初めての大規模臨床試験になる予定である。
|
||||||||||||||||||||||||
![]() ![]() | がん研究助成金トップへ | |
||||||||||||||||||||||||
更新日:2004/12/01 |