14-16 各種臓器における見張りリンパ節ナビゲーション手術標準手技の確立
 
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14-16 各種臓器における見張りリンパ節ナビゲーション手術標準手技の確立

主任研究者 慶應義塾大学医学部 北川 雄光


研究者氏名、所属および分担研究課題
研究者氏名
所属施設 地位
分担研究課題名
北川 雄光
慶應義塾大学医学部 助手
消化器(食道・胃・直腸)がんにおけるRI法を用いたSNNSの開発と内視鏡下手術への応用
帆北 修一
鹿児島大学附属病院 助手
RI法におけるトレーサー粒子最適化に関する基礎的研究および甲状腺がん、上部消化管がんにおけるSNNS標準手技の確立(色素・RI・併用法を含む)
三輪 晃一
金沢大学大学院医学系研究科 教授
胃がん・胆道がんに対するSNNSにおける色素法標準手技の確立と縮小手術への応用
井本 滋
国立がんセンター東病院 医長
乳がんにおけるSNNS標準手技の確立(色素・RI・併用法を含む)
杉 和郎
国立療養所山陽病院 臨床研究部長
肺がんにおけるSNNS標準手技の確立と縮小手術への応用
久保 敦司
慶應義塾大学医学部 教授
SNNSにおける核医学的手法・画像技術の開発および安全管理基準の策定
石崎 雅浩
国立病院四国がんセンター 医師
胃がんにおけるセンチネルリンパ節ナビゲーション手術の検討


平成14年度研究報告 研究成果の要旨
 
各種固形癌における見張りリンパ節(Sentinel node,SN)理論の検証を進め、SNナビゲーション手術実用化に向けた検討を行った。RI法におけるトレーサー調整法と粒子径の関連を解析し臓器特異的トレーサー開発の可能性が示された。SN画像化における体輪郭描出法の手技を確立し、確実なSN生検を実施するための可搬形ガンマカメラの有用性も明らかにした。胃癌を対象に腹腔鏡下SNナビゲーション手術の手技上の課題を検討し現時点での適切な手技、適応を策定した。術中転移診断において免疫染色法の有用性を確認し、術中迅速RT-PCR法の開発に着手した。肺癌についてはCTガイド下のRIトレーサー投与によるSN同定法を開発した。乳癌についての現時点におけるSN生検施行ガイドラインを策定した。また消化器癌についてはアンケート調査の結果から現時点での標準手技プロトコールを策定し、これに基づく多施設共同validation studyを計画した。

本ページは、研究成果の要旨のみを掲載しております。
詳しい研究報告をご覧になりたい方は、「厚生労働省がん研究助成金による研究報告集 平成14年度」を全国の医学部・医科大学図書館に配布しておりますので、そちらをご利用下さい。



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更新日:2004/12/01