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主任研究者 慶應義塾大学医学部 北川 雄光
研究者氏名、所属および分担研究課題
平成14年度研究報告 研究成果の要旨 各種固形癌における見張りリンパ節(Sentinel node,SN)理論の検証を進め、SNナビゲーション手術実用化に向けた検討を行った。RI法におけるトレーサー調整法と粒子径の関連を解析し臓器特異的トレーサー開発の可能性が示された。SN画像化における体輪郭描出法の手技を確立し、確実なSN生検を実施するための可搬形ガンマカメラの有用性も明らかにした。胃癌を対象に腹腔鏡下SNナビゲーション手術の手技上の課題を検討し現時点での適切な手技、適応を策定した。術中転移診断において免疫染色法の有用性を確認し、術中迅速RT-PCR法の開発に着手した。肺癌についてはCTガイド下のRIトレーサー投与によるSN同定法を開発した。乳癌についての現時点におけるSN生検施行ガイドラインを策定した。また消化器癌についてはアンケート調査の結果から現時点での標準手技プロトコールを策定し、これに基づく多施設共同validation studyを計画した。
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更新日:2004/12/01 |