14-17 外来通院がん治療の安全性の確立とその評価法に関する研究
 
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14-17 外来通院がん治療の安全性の確立とその評価法に関する研究

主任研究者 国立名古屋病院 坂 英雄


研究者氏名、所属および分担研究課題
研究者氏名
所属施設 地位
分担研究課題名
坂 英雄
国立名古屋病院 医長
肺がんの外来通院治療の安全性の確立とその評価法に関する研究
馬場 秀夫
国立病院九州がんセンター 医長
消化器がんの外来通院治療の安全性の確立とその評価法に関する研究
南 博信
国立がんセンター東病院 医師
乳がん、悪性リンパ腫の外来通院治療の安全性の確立とその評価法に関する研究
勝俣 範之
国立がんセンター中央病院 医師
婦人科がんを中心とした外来通院治療の安全性とその評価法に関する研究
安藤 昌彦
京都大学保健管理センター 助手
外来通院がん治療のQOLに関する研究
谷口 正彦
国立病院呉医療センター 医師
QOLを含めた5FUの持続投与と静注投与における比較、検討
伊藤 良則
癌研究会附属病院 医長 
乳がん外来通院治療による安全性の確立


平成14年度研究報告 研究成果の要旨

本年度の研究成果としては、 1)外来通院がん治療の実態に関する全国病院調査と、 2)分担研究者の施設での通院がん治療の実態と安全性確保のための調査が挙げられる。病院調査では、一般病床数が200以上の1,642施設に調査を依頼し、468施設から回答を得た。悪性腫瘍の外来患者報告数は25,554名で、回収率を考慮すると、2001年の外来がん患者数18万2千名の約半数の動向を反映していると考えられた。外来で、がん化学療法を受けている患者数は4,970名であり、そのうち抗悪性腫瘍薬の静脈・血管内投与患者数は、1,127名で、すでにかなりの抗悪性腫瘍薬が外来で投与されている実態が明らかとなった。また、外来放射線治療患者数も、1,185名で、外来での実施が進んでいる。通院治療センターについては、有効回答338施設の内、71施設(18.6%)が設置、88施設(22.7%)で設置予定であった。病床数が多いほど設置率が高い傾向であった。

本ページは、研究成果の要旨のみを掲載しております。
詳しい研究報告をご覧になりたい方は、「厚生労働省がん研究助成金による研究報告集 平成14年度」を全国の医学部・医科大学図書館に配布しておりますので、そちらをご利用下さい。



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更新日:2004/12/01