![]() |
||||||||||||||||||||
主任研究者 国立名古屋病院 坂 英雄 研究者氏名、所属および分担研究課題
平成14年度研究報告 研究成果の要旨 本年度の研究成果としては、 1)外来通院がん治療の実態に関する全国病院調査と、 2)分担研究者の施設での通院がん治療の実態と安全性確保のための調査が挙げられる。病院調査では、一般病床数が200以上の1,642施設に調査を依頼し、468施設から回答を得た。悪性腫瘍の外来患者報告数は25,554名で、回収率を考慮すると、2001年の外来がん患者数18万2千名の約半数の動向を反映していると考えられた。外来で、がん化学療法を受けている患者数は4,970名であり、そのうち抗悪性腫瘍薬の静脈・血管内投与患者数は、1,127名で、すでにかなりの抗悪性腫瘍薬が外来で投与されている実態が明らかとなった。また、外来放射線治療患者数も、1,185名で、外来での実施が進んでいる。通院治療センターについては、有効回答338施設の内、71施設(18.6%)が設置、88施設(22.7%)で設置予定であった。病床数が多いほど設置率が高い傾向であった。
|
||||||||||||||||||||
![]() ![]() | がん研究助成金トップへ | |
||||||||||||||||||||
更新日:2004/12/01 |