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主任研究者 九州大学大学院医学研究院 原田 実根
研究者氏名、所属および分担研究課題
*2:平成13年4月1日−平成14年3月31日 *3:平成15年4月1日−平成16年3月31日 平成15年度総合研究報告 研究成果の要旨 非血縁ドナーからの同種末梢血幹細胞移植を実施への基盤整備を目的として、同種骨髄移植と同種末梢血幹細胞移植の比較検討を行うため「成人白血病に対するHLA一致同胞ドナーからの同種骨髄移植と同種末梢血幹細胞移植の臨床第III相非盲検無作為割付比較試験」のプロトコールを作成し、新GCP対応の科学的評価に耐え得る臨床試験を実施中である。また小児白血病に対するHLA一致血縁ドナーからの同種末梢血幹細胞移植と同種骨髄移植を比較するための臨床試験プロトコールを開始した。さらに、同種造血幹細胞移植の治療成績を向上させるための検討として、移植後の免疫不全状態に伴って見られるサイトメガロウィルス感染症の診断と予防に関する臨床研究を開始した。後方視的研究としてまず、骨髄採取、末梢血幹細胞採取の安全性を比較するため国内のみならず海外の移植施設からの信頼できる情報を収集のため、日本造血細胞移植学会、ヨーロッパ骨髄.血液細胞移植登録機構(EBMTR)との共通アンケート調査を実施した。ついで、JMDPのHLA-A、B、DR血清型適合移植におけるHLA-A B C DRB1 DQB1の遺伝子型適合度と移植免疫反応について解析し、許容できるHLA不適合座、許容できないHLA不適合座を明らかにすることを目的として、日本骨髄バンクを介した非血縁者間骨髄移植症例を対象とし、HLA適合度と急性GVHDならびに生存との関連を調査した。 平成13年〜15年度総合研究報告 研究成果の要旨 非血縁ドナーからの同種末梢血幹細胞移植を実施するための基盤整備を目的として、同種骨髄移植と同種末梢血幹細胞移植の比較検討を行うため「成人白血病に対するHLA一致同胞ドナーからの同種骨髄移植と同種末梢血幹細胞移植の臨床第III相非盲検無作為割付比較試験」のプロトコールを作成し、これによって新GCP対応の科学的評価に耐え得る臨床試験を実施中である。また小児白血病に対するHLA一致血縁ドナーからの同種末梢血幹細胞移植と同種骨髄移植を比較するための臨床試験プロトコールを開始した。さらに、同種造血幹細胞移植の治療成績を向上させるための検討として、移植後の免疫不全状態に伴って見られるサイトメガロウィルス感染症の診断と予防に関する臨床研究を開始した。また後方視的研究として、1)同種骨髄移植と同種末梢血幹細胞移植における移植片対宿主病の臨床像の比較、2)血縁者間HLA遺伝子型GVH方向II座以上不一致同種造血幹細胞移植の有効性に関する検討、3)骨髄採取、末梢血幹細胞採取の安全性を比較するため国内のみならず海外の移植施設からの信頼できる情報を収集、4)JMDPのHLA-A、B、DR血清型適合移植におけるHLA-A B C DRB1 DQB1の遺伝子型適合度と移植免疫反応について解析、5)EBウイルスが関与するリンパ腫 / 白血病、特にEBV関連T/NK細胞増加症( 以下T/NK-LPD )に対する造血幹細胞移植の全国調査を行った。 平成14年度研究成果の要旨
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更新日:2004/12/01 |