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主任研究者 国立がんセンター研究所支所 江角 浩安
研究者氏名、所属および分担研究課題
*2:平成15年10月1日−平成16年3月31日 *3:平成15年4月1日−平成15年8月31日 *4:平成15年9月1日−平成16年3月31日 *5:平成15年4月1日−平成15年12月31日 *6:平成16年1月1日−平成16年3月31日 平成15年度研究報告 研究成果の要旨 新規の物質キガマイシンはヌードマウスで、PANC-1、Capan-1、MIAPaca-2 細胞に対し、経口投与で顕著な抗腫瘍性を示した。スフェロイドを用いた検討、治療後の腫瘍の血管密度、分裂能の検討などから、栄養飢餓耐性の作用機序と考えられた。PI3キナーゼ阻害活性を持つことを見い出た。ヒト変異型H-ras遺伝子をコンディショナルに発現させるトランスジェニックラットを用い、Creリコンビナーゼ発現ヴェクターを、膵管から逆向性に注入し、膵管がんを作製することに成功した。Versipelostatinはunfolded protein reactionを阻害する活性があることが分かった。同時にグルコース飢餓時選択的に細胞を殺すことも分かった。急性骨髄性白血病では、抗がん剤耐性ととVLA4の発現に強い相関があり、アポトーシスの抑制することを見出した。抗VLA4抗体とAraCの併用により治癒の可能性が顕著に上昇することを、動物実験で見出した。Cu-ATSMをCu-64で標識し、低酸素状態でがん細胞に取り込ませると、理想的な内照射法になることを確認した。
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更新日:2004/12/01 |