14指-4 多施設共同研究の質の向上のための研究体制確立に関する研究
 
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14指-4 多施設共同研究の質の向上のための研究体制確立に関する研究

主任研究者 国立がんセンターがん予防・検診研究センター 福田 治彦


研究者氏名、所属および分担研究課題
研究者氏名
所属施設 地位
分担研究課題名
福田 治彦
国立がんセンターがん予防・検診研究センター情報研究部 室長
多施設共同研究の質の向上のための研究体制確立に関する研究
下山 正徳
国立がんセンター中央病院 客員研究員/財団法人日本公定書協会 研究員
多施設共同研究の質的向上に必要な研究者主導研究の制度化と監査に関する研究
石塚 直樹
財団法人日本公定書協会 研究員/国立がんセンター 外来研究員
多施設共同研究の質的向上に必要な生物統計手法とプロトコール作成手法に関する研究
大橋 靖雄
東京大学大学院医学系研究科 教授
多施設共同研究の質的向上に必要な科学的方法と教育に関する研究
中嶋 三由紀
財団法人日本公定書協会 研究員/国立がんセンター 外来研究員
多施設共同研究の質的向上に必要なデータセンター機能と教育に関する研究
藤原 康弘
国立がんセンター中央病院 医長
多施設共同研究の質的向上に必要な規制要件と研究者主導研究の制度化に関する研究
島田 安博
国立がんセンター中央病院 医長
多施設共同研究の質的向上に必要なモニタリング体制に関する研究
室 圭
国立がんセンター中央病院 医員
多施設共同研究の質的向上に必要なプロトコール審査体制に関する研究
大江 裕一郎
国立がんセンター中央病院 医長
多施設共同研究の質的向上に必要な各種委員会機能と監査に関する研究
松野 吉宏
国立がんセンター中央病院 医長
多施設共同研究の質的向上に必要な病理診断の品質管理と品質保証に関する研究
石倉 聡
国立がんセンター東病院 医員
多施設共同研究の質的向上に必要な放射線治療の品質管理と品質保証に関する研究


平成15年度研究報告 研究成果の要旨

本研究班は、データセンターと各種委員会の機能を担うことを通じてJCOG臨床試験の品質管理・品質保証活動を行うとともに多施設共同研究体制確立のための方法論研究を行う。平成15年度末現在JCOGは、13研究グループ、約190医療機関約400診療科からなる多施設共同臨床試験グループである。今年度は7試験の登録を開始し年間登録数は1495例と大幅増を見た。プロトコール作成過程においてはプロトコールコーディネータ制を導入することでプロトコール作成の迅速化が図られた。試験実施中の安全性確保では効果・安全性評価委員会への有害事象報告が33件あり、報告義務のある有害事象が概ね適切に報告され審査されている。監査に関しては平成13年度からの通算で68医療機関の訪問監査が行われ、平成15年度末で第1サイクル完了とし、4月より第2サイクルを開始する。その他、放射線治療の品質管理活動により、計画通りの照射が行われる体制が確立しつつある。病理委員会が病理中央診断に関する標準手順書を作成し、施設の病理医との適切な連携体制の確立が期待される。米国NCIの共通有害事象用語規準v3.0日本語訳案を作成した。

平成14年度研究成果の要旨

本ページは、研究成果の要旨のみを掲載しております。
詳しい研究報告をご覧になりたい方は、「厚生労働省がん研究助成金による研究報告集 平成15年度」を全国の医学部・医科大学図書館に配布しておりますので、そちらをご利用下さい。



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更新日:2004/12/01