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主任研究者 国立がんセンター中央病院 本田 完
研究者氏名、所属および分担研究課題
平成15年度研究報告 研究成果の要旨 本研究の成果については、臨床面では重症患者の重症度評価と早期発見と各種の治療が集中治療を必要とした患者の予後にどう関与したかに焦点を当てた。本田らは同種造血幹細胞移植210例を解析し、集中治療を要した移植後合併症例の重症度評価に従来の重症度スコアリングが妥当か否かを検討した。川崎は単一がん専門施設における15年間のがん患者への集中治療を分析し、その予後との関係を調査した。岡元らは重症敗血症例における血中チトクロームc濃度の測定とマイクロビーズ法による各種サイトカイン測定での重症敗血症の早期発見の可能性を探った。原口は急性血液浄化療法の抱える問題点を明らかにし、体系的な血液浄化療法の確立につき検討した。門田は頭頸部がん拡大手術の周術期管理におけるRapid turn-over protein測定の意義を示した。岡留は骨盤手術における肺血栓塞栓症の実態を明確にした。基礎的研究では抗がん剤の心筋抑制の機序を井上がラット摘出灌流心モデルにおいて明らかにした。中村は、がん患者への集中治療を医療経済面の文献的考察を行った。
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更新日:2004/12/01 |