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主任研究者 国立がんセンター東病院 小西 大
研究者氏名、所属および分担研究課題
*2:平成15年9月1日−平成16年3月31日 平成15年度研究報告 研究成果の要旨 胆道がんにおける胆管断端の診断と意義に関して、協力施設の切除例をretrospectiveに解析することにより、胆管断端迅速病理診断の困難さ、予後因子としての再評価の必要性、上皮内と壁内を区別することの必要性があらためて浮き彫りにされてきた。これらの問題を解決していくため、まず胆管断端の良悪性診断基準の確立が大前提となってくる。現在、多施設の胆管断端迅速標本を複数の病理医によって再評価し、共通認識のもとでの診断基準を作成中である。 胆道がんの術前進展度診断の現状に関して、協力施設にアンケート調査を行った結果、CTと直接造影が中心的な役割を担っていることが判明した。また各施設のretrospectiveな検討により、PTCS,EUS,MRI,IDUS等の有用性も示された。今後CT、直接造影を診断の基本とし、さらに各施設にて得意とする検査法を加え、prospectiveに診断能を評価していくプロトコールを作成する予定である。
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更新日:2004/12/01 |