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主任研究者 兵庫県立粒子線医療センター 菱川 良夫
研究者氏名、所属および分担研究課題
平成15年度研究報告 研究成果の要旨 荷電粒子線を用いたがん治療施設は、全国で6施設となり、一般診療も始まっている。本研究班での15年度研究成果は以下の通りである。(1)臨床成績の報告は、国立がんセンター東病院での鼻腔・副鼻腔がん、嗅神経芽細胞腫、肝細胞がんの治療成績と放射線医学総合研究所の前立腺がんである。(2)一般診療を行う施設での新しい取り組みが、新たに一般診療の開始された、兵庫県立粒子線医療センターと静岡がんセンターから報告された。 (3)多施設共同研究として、筑波大学から肺がん、肝がん、国立がんセンター東病院から前立腺がんのプロトコールが提案され、開始される事になった。(4)物理工学的技術の開発向上として、若狭湾エネルギー研究センターからのCT-治療療共通ベッドを用いた陽子線治療患者位置決めシステム、静岡がんセンターから画像フュージョン技術の治療計画応用研究、兵庫県立粒子線医療センターから治療効率の向上研究として、年間稼働日数の確保、治療時間の確保の研究報告がされた。
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更新日:2004/12/01 |