肺がん K1454
Lung
治験情報
対象となるがん
非小細胞肺がん
使用される新薬(治験薬)
- Livmoniplimab(注射剤)
- Budigalimab (注射剤)
実施方法(治験のデザイン)
第II/III相試験(国際共同試験)【第II相】
- A群:Livmoniplimab(低用量)+Budigalimab+シスプラチン又はカルボプラチン+ペメトレキセド
- B群:Livmoniplimab(高用量)+Budigalimab+シスプラチン又はカルボプラチン+ペメトレキセド
- C群:Budigalimab+シスプラチン又はカルボプラチン+ペメトレキセド
- D群:ペムブロリズマブ+シスプラチン又はカルボプラチン+ペメトレキセド
注:この治験の第II相に参加した患者さんは、ご自分で選択は出来ませんが、A群からD群のいずれかの治療を受けることになります。
【第III相】
- E群:Livmoniplimab+Budigalimab+シスプラチン又はカルボプラチン+ペメトレキセド
- F群:プラセボ+ペムブロリズマブ+シスプラチン又はカルボプラチン+ペメトレキセド
注:プラセボとは、形や大きさ等、治験に使う薬と同じように作られていますが、効果のある成分は入っていません。医師にも治験関係者にも、薬とプラセボの区別は全くわかりません。治験薬の効果や副作用などをより客観的に評価することを目的として使用されます。
治験に参加いただける患者さんの身体状況(患者選択基準)
以下のすべてに該当する方が対象となります。
- 文書による同意が得られる方
- 18歳以上の方
- 組織学的検査又は細胞学的検査にて転移性非扁平上皮非小細胞肺がんであることが確認されている方
- 既知のEGFR、ALK変異又は承認された標的療法が存在するその他のゲノム異常が確認されていない方
- 転移性非小細胞肺がんに対する全身療法歴がない方
- 各種臓器機能が保たれている方
注:上記の患者選択基準は概要であり、上記に該当していてもこの治験に参加できないことがありますので、ご了承ください。
治験責任医師
宇田川 響