リンパ腫 K1527
Lymphoma
治験情報
対象となるがん
B細胞性非ホジキンリンパ腫
使用される新薬(治験薬)
ABBV-291 (注射剤)
実施方法(治験のデザイン)
第I相試験(国際共同試験)(FIH 試験:first in human study)
治験に参加いただける患者さんの身体状況(患者選択基準)
以下のすべてに該当する方が対象となります。
- 文書による同意が得られる方
- 18歳以上の方
- 全身状態(ECOG Performance Status)が0又は1である方
- 用量漸増(パート1)のみ:
世界保健機関(WHO)により確立されている基準に基づく組織型、及び治療を必要とする測定可能病変を有する、以下のB細胞性悪性腫瘍(ただし、これらに限定されない)の診断が記録されている方:
- マントル細胞リンパ腫
- 辺縁帯リンパ腫
- ワルデンストレームマクログロブリン血症(WM)
- びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)
-
グレード1 から3B の濾胞性リンパ腫(FL)
-
用量拡大(パート2)のみ:
WHO により確立されている基準に基づく組織型、及び治療を必要とする測定可能病変を有する、以下のいずれかのB 細胞性悪性腫瘍の診断が記録されている方:- パート2a のみ:DLBCL
- パート2b のみ:グレード1 から3B のFL
- パート2c のみ:マントル細胞リンパ腫
- 2 ライン以上の前治療に対して、再発あるいは難治性である又はそれらに忍容性不良と判定されている方
- CD79b 標的薬による治療歴がある方の場合、直近のCD79b 標的薬の後でコア又は切除腫瘍生検を受けていること
- 同種造血幹細胞移植歴がある方の場合、最低3 ヵ月間は免疫抑制剤なしで安定していること
- 各種臓器機能が保たれている方
注:上記の患者選択基準は概要であり、上記に該当していてもこの治験に参加できないことがありますので、ご了承ください。
治験責任医師
湯田 淳一朗