卵巣がん K1353
Ovarian
治験情報
対象となるがん
卵巣がん
使用される新薬(治験薬)
- ニラパリブ(経口剤:PARP阻害剤)
- ベバシズマブ(注射剤:抗VEGF モノクローナル抗体)
実施方法(治験のデザイン)
第II相試験(医師主導試験)
- A群:カルボプラチン+パクリタキセル+ベバシズマブの後に、ニラパリブ+ベバシズマブ
- B群:カルボプラチン+パクリタキセルの後に、ニラパリブ
注:この治験に参加した患者さんは、ご自分で選択は出来ませんが、A群又はB群のいずれかの治療を受けることになります。
治験に参加いただける患者さんの身体状況(患者選択基準)
以下のすべてに該当する方が対象となります。
- 文書による同意が得られる方
- 18歳以上の方
- 全身状態(ECOG Performance Status)が0又は1である方
- 病理組織学的に初発の卵巣がん(卵巣がん、卵管がん、腹膜がんを含む)であることが確認されている方
- 進行がん(2014 FIGO分類がステージIIIからIV)である方
- 原発巣及び転移巣に対し腫瘍減量術(IDS)が行われた方
- 術前補助化学療法の施行が4サイクル以下である方
- 術後にctDNAが陽性であることが確認された方<
- 各種臓器機能が保たれている方
注:上記の患者選択基準は概要であり、上記に該当していてもこの治験に参加できないことがありますので、ご了承ください。
治験責任医師
原野 謙一