膵がん K1577
Pancreas
治験情報
対象となるがん
膵がん
使用される新薬(治験薬)
DFP-17729 (経口剤)
実施方法(治験のデザイン)
第II/III相試験
- A 群:テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム(S-1)+DFP-17729
- B 群:S-1+プラセボ
注:この治験に参加した患者さんは、ご自分で選択は出来ませんが、A群又はB群のいずれかの治療を受けることになります。
注:プラセボとは、形や大きさ等、治験に使う薬と同じように作られていますが、効果のある成分は入っていません。医師にも治験関係者にも、薬とプラセボの区別は全くわかりません。治験薬の効果や副作用などをより客観的に評価することを目的として使用されます。
治験に参加いただける患者さんの身体状況(患者選択基準)
以下のすべてに該当する方が対象となります。
- 文書による同意が得られる方
- 20歳以上の方
- 全身状態(ECOG Performance Status)が0又は1である方
- 組織学的又は細胞学的に浸潤性膵管がんであることが確認されている方
- 手術・根治的放射線療法不能III期/IV期、又は術後再発の方
- 標準治療を2レジメン以上(GEM系レジメン及び5-FU系レジメン)経験し、以下の基準を満たす方
- GEM系レジメン及び5-FU系レジメンそれぞれで不応又は不耐となっている
- 直前の治療でS-1を含むレジメンに不応又は不耐となっていない
- 各種臓器機能が保たれている方
注:上記の患者選択基準は概要であり、上記に該当していてもこの治験に参加できないことがありますので、ご了承ください。
治験責任医師
澁木 太郎



