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主任研究者 順天堂大学医学部 川崎 誠治 研究者氏名、所属および分担研究課題
平成14年度研究報告 研究成果の要旨 胆道領域がんに対して外科的治療により根治をはかるには多くの症例で肝、膵、さらには主要血管の合併切除を含む侵襲度の高い手術が必要である。その成績向上のためには術前の正確な病態把握、手術適応に対する適確な判断、適正かつ安全な切除術式の確立などが求められている。本研究は胆道領域がんに対して多方面からの検討を加え、拡大手術の安全性の確立と長期成績の向上を目的とするものである。病態の把握の面からは肝温阻血再潅流障害に対するシクロスポリンの効果、全胃幽門輪温存膵頭十二指腸切除術における胃排泄遅延の病態について検討し、治療の面からは電気メス付CUSAによる肝離断の安全性と有効性、肝内胆管がん切除例の長期成績、肝門部胆管癌切除における門脈合併切除例の予後 肝門部胆管がんに対する肝葉切除の意義と問題点に関して検討を加え種々の知見を得た。 平成13年〜14年度総合研究報告 研究成果の要旨 胆道領域がんに対して外科治療により根治をはかるには一般に侵襲度の高い手術を要し、成績向上のためには術前の正確な病態把握、適正かつ安全な切除術式の確立などが求められている。本研究は胆道領域がんに対して多方面からの検討を加え、拡大手術の安全性の確立と長期成績の向上を目的とするものである。病態の把握の面からは肝切除後における血管増殖因子の発現と肝類洞内皮細胞増殖との関係、肝温阻血再潅流障害に対するシクロスポリンの効果、胆管細胞癌におけるRCAS1の発現とその意義、肝門部胆管癌切除n0症例の再評価、全胃幽門輪温存膵頭十二指腸切除術における胃排泄遅延の病態について検討し、治療の面からは肝葉切除における肝静脈再建の適応と限界、電気メス付CUSAによる肝離断の安全性と有効性、肝内胆管がん切除例の長期成績、肝門部胆管癌切除における門脈合併切除例の予後、肝門部胆管がんに対する肝葉切除の意義と問題点に関して検討を加え種々の知見を得た。 平成13年度研究成果の要旨
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更新日:2004/12/01 |