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主任研究者 香川医科大学医学部 筧 善行 研究者氏名、所属および分担研究課題
平成14年度研究報告 研究成果の要旨 小病巣で比較的分化度が高いと予想されるステージT1c前立腺がん患者において、暫時無治療経過観察(待機療法)を推奨しうる臨床病理学的規準を設定し、非ランダム化縦断的観察研究を遂行中である。平成12年1月より平成13年12月までに登録を行ったパイロット試験では50例が待機療法を、13例が非待機療法(手術12、放射線1)を選択した。待機療法3年継続率は72.4%と推定された。待機療法を選択した症例において転移の出現を認めていない。研究プロトコールの一部見直しを行い平成14年より本試験を開始し、現在までに67例が登録し、60例が待機療法を選択している。Primary endpointである待機療法選択患者における初期6ヶ月間のPSA倍加時間が2年を越える症例の割合はパイロット試験で16.7%、本試験では8%(平成15年3月末現在)であった。平成15年12月まで登録を行い、今後パイロット試験、本試験研究を通じて約150名の待機療法患者をprospectiveに解析する予定である。 平成13年〜14年度総合研究報告 研究成果の要旨 小病巣で比較的分化度が高いと予想されるステージT1c前立腺がん患者において、暫時無治療経過観察(待機療法)を推奨しうる臨床病理学的規準を設定し、非ランダム化縦断的観察研究を遂行中である。平成12年1月より平成13年12月までに登録を行ったパイロット試験では50例が待機療法を、13例が非待機療法(手術12、放射線1)を選択した。待機療法3年継続率は72.4%と推定された。待機療法を選択した症例において転移の出現を認めていない。研究プロトコールの一部見直しを行い平成14年より本試験を開始し、現在までに67例が登録し、60例が待機療法を選択している。Primary endpointである待機療法選択患者における初期6ヶ月間のPSA倍加時間が2年を越える症例の割合はパイロット試験で16.7%、本試験では8%(平成15年3月末現在)であった。平成15年12月まで登録を行い、今後パイロット試験、本試験研究を通じて約150名の待機療法患者をprospectiveに解析する予定である。 平成13年度研究成果の要旨
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更新日:2004/12/01 |