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主任研究者 東京医科歯科大学医学部 水谷 修紀 研究者氏名、所属および分担研究課題
平成14年度研究報告 研究成果の要旨 小児AMLの全国共通治療プロトコールAML99による寛解導入率はAML99 94.2%、M3 95.5%、Down 97.3%であった。2年生存率はAML99では85%、M3 96%、Down 90%であった。IgHアレル特異的オリゴヌクレオチドを用いたTaqMan real-time PCR法によるMRD定量系を構築し、B-precursor急性リンパ性白血病(ALL)の微小残存病変(MRD)の臨床的意義を検証し、117例中71例(60.7%)でクローナルなPCR産物が得られた。AML1 遺伝子変異の解析を行い、その臨床像を検討した結果、AML1 遺伝子変異は261例中8例(3.1%)にみられた。日本人のバーキットリンパ腫40例を分析し、切断点がMYC上流領域にある腫瘍は8;14転座をもつ33例中4例(12%)であった。網羅的な発現解析を通して乳児白血病患者細胞がDNAへのダメージによる発現誘導に対し、Li-FraumeniやAT患者由来細胞によく似ていることが判明した。RARやグルココルチコイドレセプター(GR)による転写活性化を抑制する新規の転写因子HDARTをクローニングした。 平成13年度研究成果の要旨
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更新日:2004/12/01 |