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主任研究者 栃木県立がんセンター 石川 勉 研究者氏名、所属および分担研究課題
平成14年度研究報告 研究成果の要旨 食道癌のCT単独によるT3とT4の予後に有意差を認めなかったが、CTにX線所見を組み合わせたT3とT4の予後では有意差を認めた。胃粘膜下腫瘍の経過観察例の検討から、増大例にのみ悪性腫瘍を認め、増大の有無や体積倍加時間により良悪性鑑別がある程度可能で、3cm以下の胃粘膜下腫瘍では6〜12ヶ月毎の経過観察が妥当で、急速増大例のみ手術適応と考えられた。大腸癌の遡及的検討では、体積倍加時間の長短の生存率に差を認めず、腫瘍増大速度と予後との関連性は乏しかった。肺癌におけるFDG PETのN因子診断能はCTより優れ、FDG PETの原発巣集積強度はリンパ節転移に関与する重要な因子である事を多変量解析で確認した。肺GGA病変でスリガラス濃度が100%のpure GGAでは経過観察が妥当で、病変内にconsolidationを有する病変や経過中consolidationが出現した病変でスリガラス濃度が50%以上であれば局所切除の適応となる。 平成13年度研究成果の要旨
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更新日:2004/12/01 |