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主任研究者 静岡県立大学薬学部 糠谷 東雄 研究者氏名、所属および分担研究課題
平成14年度研究報告 研究成果の要旨 変異原物質PBTA-6のマウスに対する短期毒性試験を行い、最大800ppmの濃度で基礎飼料に混餌してマウスに5週間自由摂取させたが、顕著な毒性と各臓器における外見上の異常は認められなかった。また、800ppm投与群のマウスの肝臓から抽出したDNAを付加物増感法により調べ、TLC上にコントロール群には観察されないスポットの存在を確認した。PBTA-7とその誘導体について構造と変異原性の相関を検討し、変異原性発現には分子の平面性とその同一平面上に遊離アミノ基が存在することが必須であることが示唆された。タバコ煙濃縮物(CSC)はサルモネラ菌TA1538株において、CYP1A1及びCYP1B1により活性化され、YG7108株では代謝的活性化を検出できなかった。公園の表層土壌中より新規変異原物質を単離し、構造を検討している。ヒトが曝露する変異原物質の一つとして、緩和な条件下或いは生体内でのMaillard反応生成物を想定した研究で数種の変異原物質の生成を確認し、分離と構造決定を進めている。 平成13年度研究成果の要旨
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更新日:2004/12/01 |