![]() |
||||||||||||||||||||
主任研究者 慶應義塾大学医学部 渡邊 昌彦 研究者氏名、所属および分担研究課題
*2:平成14年9月1日−平成15年3月31日 平成14年度研究報告 研究成果の要旨 SEREX法により新規CT antigenのKU-GB-1とBORISを同定し、がん患者血清中に各々の抗原に対する抗体を検出し得た。卵巣明細胞腺がんにおいてPAI-1は規定され、微小腹腔内進展に影響を及ぼし予後規定因子となることを明らかにした。大腸smがんにおけるMMP-7の発現はリンパ節転移と有意に相関し、MMP-7がEMR後の追加腸管切除の指標となる可能性が示した。胃がんにおいてp27の翻訳後制御因子であるユビキチンリガーゼ構成因子Skp2は胃がんに高率に発現しており、Skp2遺伝子導入によりp27発現は低下し増殖能、アポトーシス抵抗性、浸潤能亢進がもたらされ予後因子となり得ることを明らかにした。PCR-arrayを用いて同定した残肝再発予測遺伝子群上位10個のみを指標にした再発予測スコア化を行い、早期残肝再発の予測を可能とした。膵がん特異的に産生されるがん抑制遺伝子産物DMBT1蛋白C末端29個と、英国家族性痴呆症プロト型蛋白質integral membrane protein IIBのC末端20個の各々のアミノ酸配列に一致する二種のペプチドを同定した。 平成13年度研究成果の要旨
|
||||||||||||||||||||
![]() ![]() | がん研究助成金トップへ | |
||||||||||||||||||||
更新日:2004/12/01 |