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主任研究者 大阪大学医学部 吉川
秀樹 研究者氏名、所属および分担研究課題
平成14年度研究報告 研究成果の要旨 今年度の本研究の成果として、 1)WT1遺伝子およびその産物、IL-6/IL-6受容体、SYT-SSXなどの各種融合遺伝子およびその産物等が軟部肉腫における診断・治療に有用な分子マーカーとして応用しうることを明らかにしたこと、 2)高悪性軟部肉腫における標準的化学療法レジメンとして、IFO、ADR、CPMの3剤の組み合わせがある程度有効である可能性を示したこと、 3)滑膜肉腫に特異的なSYT-SSX融合遺伝子産物を標的とした腫瘍特異的免疫(抗原ペプチド)療法の開発のための基礎実験データを蓄積し、第1相臨床試験の開始へと進めたこと、 4)外科治療に関して、悪性線維性組織球腫(MFH)における局所再発および遠隔転移のリスクファクターを検討することにより、MFH手術の際の安全な外科的切除縁の設定、肺転移例に対する治療のための指針を示したこと、があげられる。 平成13年度研究成果の要旨
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更新日:2004/12/01 |