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主任研究者 群馬大学大学院医学系研究科 山中 英壽
研究者氏名、所属および分担研究課題
*2:平成14年4月1日− *3:平成12年4月1日−平成15年3月31日 *4:平成12年4月1日−平成13年3月31日 平成15年度研究報告 研究成果の要旨 我が国において、従来より局所進行前立腺がんに対する治療法として内分泌単独療法が施行されることが多い。しかし、近年放射線療法を併用する内分泌・放射線併用療法の効果が良好であると報告され、併用療法の局所進行前立腺がん治療における臨床的意義はほぼ確立されたといえる。しかし、放射線療法後のアジュバント療法としての内分泌療法の検討はいまだ不十分である。平成12年度に局所進行前立腺がんに対する内分泌・放射線併用療法施行後の有効なアジュバント内分泌療法を検討するための無作為前向き比較試験の立案がなされ、平成13年1月に1例目の症例が登録センターに登録された。平成14年3月には86例の1次登録が完了し、86例中35例が2次登録を完了している。その後、症例の登録は順調に進み、平成15年10月末現在215例が1次登録が完了し、そのうち162例が2次登録を完了している。本RCTは1次登録後60ヶ月時点で評価されるので、生存率による直接的評価はまだ充分にできないが、前立腺がんの治療評価として重要であるQOL評価およびPSA値変化については貴重な知見が集積しつつある。 平成14年〜15年度総合研究報告 研究成果の要旨 我が国において、従来より局所進行前立腺がんに対する治療法として内分泌単独療法が施行されることが多い。しかし、近年放射線療法を併用する内分泌・放射線併用療法の効果が良好であると報告され、併用療法の局所進行前立腺がん治療における臨床的意義はほぼ確立されたといえる。しかし、放射線療法後のアジュバント療法としての内分泌療法の検討はいまだ不十分である。平成12年度に局所進行前立腺がんに対する内分泌・放射線併用療法施行後の有効なアジュバント内分泌療法を検討するための無作為前向き比較試験の立案がなされ、平成13年1月に1例目の症例が登録センターに 登録された。平成14年3月には86例の1次登録が完了し、86例中35例が2次登録を完了している。その後、症例の登録は順調に進み、平成15年10月末現在215例が1次登録が完了し、そのうち162例が2次登録を完了している。本RCTは1次登録後60ヶ月時点で評価されるので、生存率による直接的評価はまだ充分にできないが、前立腺がんの治療評価として重要であるQOL評価およびPSA値変化については貴重な知見が集積しつつある。 平成14年度研究成果の要旨
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更新日:2004/12/01 |