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主任研究者 国立がんセンター東病院 林 隆一
研究者氏名、所属および分担研究課題
平成15年度研究報告 研究成果の要旨 本研究の成果については、声門がん放射線治療後の再発症例に対しては、喉頭全摘術が中心となっていたが、症例集積と解析の結果、喉頭部分切除術が根治性・喉頭温存の観点から標準的な術式と考えられ、平成14年10月より放射線治療後の再発症例に対しては喉頭部分切除を原則として行うこととして症例集積を開始し現在までに31例集積されている。下咽頭がんに対する喉頭温存手術は従来、喉頭の切除を伴わないものに対して行われていたが、近年、進行症例に対しての適応が増加している。そのような症例に対しては、披裂喉頭蓋ヒダの再構築、広い下咽頭腔の再建が誤嚥の回避に必要であり、これに対しては前腕皮弁が標準的な再建方法の一つと考えられる。この際、皮弁の裏側から顎二腹筋の中間腱に吊り上げ披裂喉頭蓋ヒダの高まりを再建するとよい。 平成14年度研究成果の要旨
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更新日:2004/12/01 |